2017年12月11日 (月)

コーヒーフェスにブックリングで出た話

土曜日に栃木駅前で、第1回目の Tochigi coffee festival が開催されました☆

そしてわれらが book∞ring (なにそれ、という方はコチラ) も、寄贈本の展示をさせていただきました。
栃木にゆかりのある大人たちに、自分が読んできた本の中から、これは10代のうちに読んでもらいたい!というものを1冊選んでもらい、メッセージを添えて寄贈していただいた本たちです。
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10月の、蔵の街観光館でのby your side展は、雨ということもあり、足を運んでいただくのが難しかったため、コーヒーフェスの実行委員さんにお願いして、この機会をいただくことができました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
おかげさまで、たくさんの方に足を止めていただき、実際に10代の皆さんに応募していただきました。
Choice
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「どうして10代なの」「いい取り組みだね」「大人向けにもやって欲しい」など、たくさんのご質問、ご意見をいただきました。
 
 
みなさんとお話ししながら、
たくさんの反応があることが素直にうれしかったし、
続けていける手ごたえも感じたし、これからの課題にも気付くことができました。
 
今後の展開に生かしていきたいと思います。
 
 
 
夜、寝る前にきょう1日のことを思い返してみました。
 
街なかや職場で関わりのあるみなさん、読書会や古本市や映画祭つながり、同級生など、ホントにたくさんの方にお会いできて、嬉しいと同時にありがたくて。
お見かけしたけれど、対応中でご挨拶できなかった方もいたのです。
 
きっと一晩寝るとだいぶ忘れちゃうなと思って(この頃ホントに覚えてられない(-_-;))、いそいでメモしました。
こんどお会いしたときに、今日のことあらためてお礼の気持ちを伝えたいです。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
 そして、
 12月の読書カフェは、22日金曜日。モロクラフトでやりますよ~☆
 

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2017年11月11日 (土)

パーラートチギで『木を植える音楽』展を開催します。 (2017/11/11~12/12)

「木を植える音楽」を、ご存知ですか?
 

 
 最初は3年前になるでしょうか、小川さんが出演されるというので【大谷石夢あかりコンサート】を聴きに行き、素敵な取り組みだなと思ったのももちろんですが、なにより和気あいあいとしたコンサートの雰囲気がとっても良くて。その場でCDを買いました。
 
 
CDを1枚買うと、2011年の津波の影響で、松が枯れ続けている福島県いわき市の海岸に、10本のクロマツの苗木が植えられます。

この海岸林は、何百年も前に、人の手でこつこつと植えられたもので、景観が素晴らしいだけでなく、押し寄せる津波の勢いを弱め、曳き波にさらわれる多くの命を救いました。 

そんな大切な松林が、海水を浴びたためにどんどん枯れているのです。
またいつ来るかわからない〈そのとき〉のために、またこつこつと松を植え続けようと、地元の人たちは立ち上がりました。
 
 
 
自分たちにもなにかできることがあるのではないか。
というより、なにかせずにはいられなかった。 
 
 
宇都宮の2tree cafe(現在は2tree open house)オーナーの倉本さんの呼びかけで、
アコースティックギタリスト小川倫生さんをはじめ、縁ある11組のアーティストが、このプロジェクトのために曲を書き下ろしました。

2014年にCDが完成すると、メンバーたちはキャラバンを組んでライブをおこない、現地での植林植林作業にも参加して、この活動をPRしてきました。


「木を植える音楽」twitter  https://twitter.com/kiwoueru2tree
 
そして2017年。
 
 
『木を植える音楽』が本になりました。
 
 
読める『木を植える音楽』を紡いだのは、
 
あこがれの移動古本屋Trunkbooksの三上美保子さん。
 
 
三上さんはフリーライターでもあり、ウェブマガジン「ゆたり」での連載が書籍化されたのです。
 
丁寧な取材と文章で、このプロジェクトの背景や、関わる人々それぞれのつながりや思い、CDの完成までと、その後の広がりも感じられる1冊になっています。

  
 
この【木を植える音楽】CDと書籍を、11月11日から、12月12日まで、パーラートチギの図書室で展示、販売します。
 
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より多くの人がこの取り組みを知り、いわきの海岸のうつくしい松林がまもられますように。
 
 
2tree cafeに集うミュージシャンたちが紡いだ音色は
みんなの心をつないで、
いわきの海岸林へと、その思いを届け続けています。
 
 
 
 
どうぞ手にとってご覧ください。
耳を澄ますと、聴こえてきますよ。



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2017年10月 9日 (月)

音に親しむ秋2017

芸術の秋~!(^^)!

ひさびさに、ホールで音楽聴いてきました。ふたつ。どどん。

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ひとつめはこれ、ジョルディ・サヴァール・トリオです。
わたしの知ってるケルト音楽といったら小川倫生さんや安生正人さんの奏するアイリッシュやスコティッシュ。
オキャロランの名前は存じあげておりますが、そのくらいのものでして。

ケルト音楽にもクラシック的なものがあるのでしょうか。
予備知識はなにもなく、たまたま見つけたチラシを頼りにはるばる水戸までやってきました。
薄暗い中でスポットライトに浮かび上がる三つの楽器のおごそかな響き。
ちっさいチェロみたいなヴィオール。ケルティックハープと、プサルテリ。
そして音階のある太鼓バウロン。バチさばきが見事。
小さい音もきちんと聞こえる、音響が、素晴らしくいいホールだというのが、素人のわたしにもわかるレベル。
スミマセン表現が貧相で。
 
ああそれにしても、みなさんシーンとして聴いてらっしゃる。うずうず。
ジグでも足踏みとかしちゃいけないのかしら、こういうところではやっぱり。
 
あんまり素敵なのでつい、サイン会まで残ってしまった。
 
時刻表に22時台が一本あったからだいじょうぶと思ってたのに、
駅で確認したら下館どまりだっ!栃木まで帰れない(・.・;)ガーン
 
つくばにいる高校時代の同級生に助けを求めました(^^ゞ持つべきものは友☆
 
 
 
ふたつめはこちら。
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ツキイチトショカンで知り合った小高センセイのリサイタル!

lynchの古本バーでも風花野文庫さんと「アルパ歌の会」として美声を披露してくださってますが、
初めてちゃんとした広い空間で拝聴しました。
客席が、ほぼ満席っていうのにもびっくりだし、
難しい発音のドイツの歌曲をさらりと歌いこなしていらっしゃって、さすがプロというか。
 
いや失礼ですよねごめんなさい。
 
でもそれくらい、いつも気さくな方なのですよ。
 
今回はみなさんが聞いたことないだろうという曲を選びました、というプログラム。
曲紹介では「秋なのに、春の曲です」なんてお茶目なコメントもあり、そういうところも人気の秘訣なのでしょう。
 
アンコールのあと、鳴りやまない拍手にもう一曲、歌ってくださいました。
 
これが、あ、にほんごの歌、と思った瞬間ぶわわわーっと、なぜだか涙があふれてきて。自分でもびっくり。
そしたら周りでもハンカチ取り出す人が続々と、どういうことなんでしょうあれは。魔法にかかったみたいでした。
琴線に触れる歌声。。。史子マジック☆
 
 
というわけでー。9月に行ったふたつの音楽鑑賞レビュでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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2016年10月21日 (金)

「ぬくもりの灯」着物展開催中です♪10月23日まで

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昭和の初期に富山でつくられた着物を、縁あって託されました。

興味のある方に見ていただければとの思いを受け、

いま、小山市のまちかど美術館で展示していただいています。

まちかど美術館さんとの橋渡しをしてくださったのが「八重桜の会」のメンバー。

栃木市で、イベントの時などに、手ぶらでも着物で街歩きを楽しめるよう、着物のレンタルと着付けをしてくれる、素敵なお姉さまがたです。

今回は、トルソーに着付けていただきました。

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愛着のある、子供時代の着物。

帯とともに対で誂えた、娘時代の振袖。

控え目ながらも品のある柄の江戸褄。

振袖も江戸褄も、後身頃に柄がないのは、ちょっと珍しいのではないかと思います。

 

 

その頃の傾向なのか地域性なのか、そういう特注だったのか。今となってはわかりませんが、なにかご存知でしたら教えてください。

 
和の雰囲気で会場を設えたくて、栃木市内で竹の活用を通じて地域活性や住民交流の活動をしている【かぐや姫プロジェクト】の皆さんにお願いしました。
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夕方いらしていただくと、
竹灯籠のやわらかい灯も味わっていただけると思います。
23日の日曜日、18時まで開館しています。

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2016年10月11日 (火)

10月読書カフェと着物展のご案内

読書の秋!あなたのお気に入りの本を教えてください。

蔵の街読書カフェは、好きな本をひとり1冊ずつ持ち寄り、紹介し合うという、ゆるい感じでやってる本好きの集いです。一見さん大歓迎。

今月の読書会は16日、栃木駅前の花屋の2階。交差点の角で眺めのいい喫茶店「自家焙煎珈琲キャリオカ」さんにて、15時から開催予定です☆
見学のみでも参加可ですが、おひとり1オーダーお願いします。


そして個人的に、縁あって着物展を開催することになった読み書き堂。
昭和初期に富山で作られた古い着物をですね、小山市のまちかど美術館さんで展示していただくのです。

「時を超えて伝えたい ぬくもりの灯」
平成28年10月18日(火)~ 23日(日)


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和の素材として着物と相性のいい竹を使って展示しては、という案が持ち上がり、ならば地元の仲間たちが取り組んでいる「かぐや姫プロジェクト」の活動もご紹介したくて、
気がつけばたくさんの人を巻き込んでしまいました。


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竹取りに、オブジェ作成にと協力してくれたみなさん、ほんとうにありがとう。

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会場を飾る竹灯籠。
陽が落ちるのが早くなったので、夕方ご来場いただくと、揺らめく灯をお楽しみいただける、かも?

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そして、まちかど美術館さんとのご縁を結んでくださったのが「八重桜の会」さん。

栃木市内の大きなイベントのときには「蔵の街を着物で歩き隊!」として着物のレンタルと着付けで、
手ぶらで来ても着物姿で街あるきを楽しませてくれる、素敵なお姉さまがたなのです。

今回展示する着物を、ひとつだけトルソーに着付けていただきます。
古い着物は脆くなっていることもあり、人体とちがって柔軟性のないトルソーに着付けるのはなかなか難しいのです。
帯も古いものですが、華やかな結びかたにしてもらいましょ。

保存状態のいいものばかりではありませんが、よかったら見に来てくださいませ。

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2016年9月26日 (月)

歌麿まつりに和綴じの豆本。

栃木市では、毎年秋に歌麿まつりを開催しています。

なんで栃木で歌麿かというと、栃木市では歌麿の肉筆画が3点、見つかっているのです。
数年前に大作の肉筆画『深川の雪』が60数年ぶりに再発見されて話題になりましたが、
『品川の月』『吉原の花』とともに幻の三部作と言われ、栃木の豪商が依頼主とされています。
明治12年に栃木のお寺で三点揃ってお披露目された後、何人かの画商の手を経て海外へ持ち出され、
いま『月』と『花』はそれぞれ別のアメリカの美術館が、『雪』は箱根の岡田美術館が所蔵しています。


 

歌麿まつりで一番人気の催しは巴波川沿いで繰り広げられる「歌麿道中・水上絵巻」
 これは一般から出演者を募集して、花魁やカムロ、芸者などの衣装を着てもらい、
船に乗り込み、江戸から歌麿一行がやって来たという演出で、沿岸の皆様にご覧いただくのです。
歌麿や蔦屋重三郎、通用亭徳成に扮した町の顔役たちとともに
「栃木町の代官」として市長も出演したりして、かなりの力の入れようです(^-^)
今年は10月1日から10日までで、様々な関連イベントが予定されています。
そんな中、読み書き堂はここ数年、豆本づくりのワークショップで参加させていただいてます。
ことしは栃木おやこ劇場さんにお手伝いいただき、歌麿初期の「画本虫撰」を教材として、日本独自の本の作り方と歌麿にまつわるお話をちょこっとしゃべってから、みなさんで豆本作ってみましょうという趣向です。
ご興味のある方どうぞ、遊びにいらしてください。
【むかしの本を作ろう!】

◆日時  平成28年10月2日(日)
        1回目 10:30~12:00
        2回目 13:30~15:00
◆会場  とちぎ蔵の街観光館 2階 多目的ホール

◆対象  小学生以上(針と糸を使います。低学年は保護者付き添いのこと)

◆参加費 300円

◆お申し込み  氏名、年齢、人数、連絡先を、コメント投稿していただくか、
       下記アドレスあてに、メールでお知らせください。

           senrogiwano.tochey☆gmail.com
           ➡ ☆を@に変えてください

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2016年6月 1日 (水)

はじめての森カフェ 2016/5/22

市内のレジャー施設、サンランド栃木さんで、新設されたピザ窯お披露目の森カフェイベントが5月22日(日)に、行われ、古本屋として出店してきました。

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古本市の告知のため、FMくららの《日曜クラシック》に出演させていただきまして、その番組パーソナリティー・村上さんのお声かけで出店の運びとなりました。
 
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当日はお天気が良くて、最高の森カフェ日和でした。


オープンエアですが、音楽あり、お茶席あり、写真展ありと、さまざまに楽しめて、
木立の中で木漏れ日と吹き抜ける風が気持ちよかったです。

 
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お子様連れもいらしたので、もうちょっと絵本をたくさん持っていけばよかったと、反省点もありつつ、のんびりとした時間を過ごすことができて、わたし自身がいやされた一日でした。


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2014年12月21日 (日)

展覧会ふたつ。

このところ読書会の話題ばかりだったので、ちょっと気分を変えて、

最近みてきた展覧会の話題を…

ひとつは、栃木市文化会館での『もうひとつの美術館~出前美術館~』
http://www.tochigi-bunka.jp/tochigi/event_20141216.html

仕事帰りに立ち寄ったMOROcraftさんで「明日までだけど、最終日は午後3時までだから、

行くとしたら今日しかない!」と聞き、

店主夫妻と、偶然訪れたインド舞踊家の山田哲也さん、そしてたまたま居合わせた

上司( ̄▽ ̄)まで、ゾロゾロと出かけました(笑)

参照:もうひとつの美術館

抽象画はあんまりよくわからないんですが、ここの作品は描いた人の視線というか、

興味の対象が伝わってくる感じがして、素直な気持ちで向き合えますね。

もうひとつは、久しぶりの栃木県立美術館、『竹の目覚め―栃木 竹工芸の精華』展です。

http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t141101/index.html

竹工芸といえば!  栃木市出身の飯塚家でしょう。

代々「籠師」と呼ばれる家柄で、初代鳳斎、その長男の二代目鳳斎、六男の琅玕斎、そして

琅玕斎の息子で人間国宝の認定を受けた小玕斎。

地元、蔵の街美術館でこの飯塚家三代の展覧会を観たときの衝撃ったら!

そのときに、小玕斎の最後の弟子といわれる大木淑恵さんの実演を拝見。

華奢で若いお嬢さんが座布団にぺたんと座って、水を張った盥を脇に置き、

黙々とサクサクと竹を編んでいく手際の良さに見惚れたものでした。

今回は、栃木県が誇る勝城蒼鳳と藤沼昇のほか、祥雲齊、竹房齊、尚古齊と、

竹工界の珠玉の作品が一堂に。

繊細だったり豪快だったり優美だったり、竹ってほんとにいろんな表情を見せてくれる素材です。

竹工芸にもチャレンジしてみたい!!

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2014年12月14日 (日)

11月読書会報告

「11月読書会報告 & 12月読書会のお知らせ」

 

11月は、久しぶりに、「ごはんできたよ」さんでの開催となりました。

ここが、当読書会発足の場所なんですよ。

 

場所はおなじみですが、土曜の昼下がり、という時間帯での開催は初めてかもしれません。

何人集まってくれるか心配でしたが、初めてさんを含めて4人での読書会となりました。

 

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今回紹介されたのは次の9冊。

 

 

 『猟師になりたい!』北尾トロ(信濃毎日新聞)

                             

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東京から長野県松本市に移住したフリーライターの北尾トロさんが、猟師を目指すことになった!猟師が減ってシカやイノシシが増え、山が荒れていることや、銃の所持許可と狩猟免許を得るまでの段取り、狩猟ビギナーの右往左往、先輩猟師との交流、獣肉の食べ方などを、ユーモアを交えつつ描いてます。

生き物の命をとることについて、著者が小学生の娘と繰り広げる素直な気持ちのぶつけ合いに考えさせられるところ多し。

 

 

 『スワンからの手紙』(BOOK SOUNDS
 

初めてさんのご紹介です。
茶封筒に入った手紙は、スワンのほかに『イカからの手紙』や『探偵からの手紙』など、いろんな人や人じゃないものから届いたり、『退屈届』『果し状』なんてのもあるとか。これはおもしろそう! 封筒にきっちり詰められた3枚の便箋は、横づかいで余白をたっぷりとってあります。文字も活字っぽくておしゃれ。

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以下のお店に設置しているそうです。

・札幌 tronika、・東京 タコシェ、 Amleteron、神保町いちのいち、・京都 ガケ書房

http://book-sounds.blogspot.jp/

 

 

 『工場萌え』写真:石井哲 著:大山顕 (東京書籍)

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紹介者さんは理系女子にしてバイク乗り。そんな彼女の萌えポイントはやっぱり!?

子どもの頃、石灰工場群を抜ける道をよくお父さんの車で通っていたそうで、それが刷り込まれているのかなーとのこと。廃墟より生きてる工場がいい!と力説(笑)

夜、ライトアップされたコンビナートの写真は近未来的でもあり、メタリックな万華鏡をのぞいているようでもあり、不思議な美しさです。

 

 

ここからは一気にご紹介。

参加者のおひとりが、隠れテーマ「熱を感じる本」に沿ったセレクトを一気に並べ、それぞれに話題が広がって大変盛り上がりました。
 

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 『娚(おとこ)の一生』西炯子(小学館)

 『おしゃれの視線/私のスタイルを探して』光野桃(文春文庫)

 『買えない味』平松洋子(ちくま文庫)

⑦『両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム』寺山修司 (新潮文庫)      

 『サヨナライツカ』辻仁成(幻冬舎文庫)

 『小津安二郎をたどる東京・鎌倉散歩』(青春出版社・新書)


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読んだことのない本と出合える、楽しみな時間です。

12月読書会の予定も、すぐにお知らせします。

12月27日を計画中です!

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2013年12月28日 (土)

金さんの父が歩いた日光道

いま読んでいる下野新聞の新書『栃木文化への誘い』がやたらめったらおもしろいんだが、

途中で調べたいことがどんどん出てきて、はかどらないことこの上ない。

 

遠山金四郎といえば、桜吹雪の金さん。

「散らせるもんなら散らして見やがれぃ」

 

あれはテレビのためにおもしろくしたフィクション

 

だけど

遠山金四郎が実在した人物であるのは確かなことで、

江戸の町奉行になった金さんの、父親もまた、

「遠山金四郎」だったって、知ってた?

 

ここら辺がむかしの名前のややこしいところ。

実名(諱-いみな-)は辞令や戸籍などの書類にのみ記すもので、

普段は通称や役職名を使ってたわけ。

ふたりは、親子で同じ通称を名乗っていたんだね。

 

諱のほうは、お奉行さまが遠山景元-かげもと-

お父上は遠山景晋-かげくに または、かげみち-

 

この金四郎景晋さんが、非常に優秀な方だったんだという話で。

40代の頃、第2回昌平坂学問所の学問吟味で237名中トップの成績を収め、将軍様から時服を拝領---ってつまり、ごほうびというか、特別ボーナスみたいなもんか?

 

その優秀さを見込まれて、1799年、蝦夷地(北海道)出張を命じられる。

当時はロシアから交易を迫られたり、アイヌ民族との間に軋轢が起こったりして、幕府は対策を講じるための調査団を派遣する必要に迫られていたんだ。

3月半ばに江戸を発ち、戻ってきたのは半年後。その旅のことを書いたのが『未曾有記』。

これ、図書館で読めたりすんのかな。いや、あったとしても原文のまま読むのは無理っぽいな。

 

金さん一行は日光道中、奥州道中を下っていったんだ。小山から宇都宮へと歩いていく途中、屋根に大谷石を使った建物を見かけて驚いたとか、帰路には日光で社寺参拝や史跡見物もしていたとか知ると、なんか親近感湧くね。

 

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