2020年9月13日 (日)

バトンを渡す、ということなのかな。(9月読書カフェのお知らせ)

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蔵の街読書カフェ2020

9月は「ごはんできたよ」さんでの開催となります

  
日時:9月21日(月祝)15:00~16:00
 
会場:ごはんできたよ(栃木市平柳町1丁目2-4  蔵ショップB号)
 
営業中のお店での開催なので、かならずご注文をお願いします。

ひとり一冊、好きな本を持ち寄って紹介しあう気軽な読書会です。
お席に限りがありますので、参加ご希望の方はメールやコメントでご予約ください。

定員4名です。
 
マスク着用でお願いします。

読んでおもしろかった!みんなに教えたい!
と思ったものならジャンルは問いません。
小説でも、絵本でも、エッセイでも、漫画でも、
辞典でも図鑑でも雑誌でも、なんでもオッケー✨



蔵の街読書カフェの発祥は、たしか2012年の夏、、、


「ごはんできたよ」(旧店舗)の2周年イベントに、古本で出店させていただき、

店主、りかさんに「本好きの常連さんがいる」と、紹介されたのが初代主宰の新井さんでした。


その後、2014年の8月から引き継ぎまして、場所も時間もランダムになりましたが、

ほぼ毎月続けてこれましたのも、支えてくださった皆様のお陰です。


来月から3代目主宰、戸田さんに託します。

2代目としての最終回は、初心に返って「ごはんできたよ」さんで。


お席に限りがありますが、よろしければご参加ください(^-^)

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2020年8月22日 (土)

真夏の図書館読書会

暑い中、定員いっぱいの8名で満員御礼!

栃木図書館で開催された蔵の街読書カフェ、ご参加ありがとうございました。

一人の持ち時間が少ないのはもったいない、と、2班に分けて行いました。

 

今月の紹介本はこちらです。。。

 

***読み書き堂班の紹介本リスト***

 

1)『仕口 隠れた美 -ギャンブルハウスの仕口展』、瀧下嘉弘(仕口堂)

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2018年に、カリフォルニア州パサディナ市にある100年以上前の木造建築「ギャンブルハウス」で、日本の古民家に使われていた部材の接合部分を展示する展覧会が開催された、その図録です。アメリカのジャポニズムとか、グリーン&グリーン建築とか、1950年代に日本から留学していた瀬底恒さんの存在とか、ドラマチックてんこ盛り。

 

 

2)『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』  佐藤眞一 (光文社新書)

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ストレートなタイトルと、ド直球な表紙画像のインパクトで、手に取るのに勇気が必要かも。

いまやもう、だれでもいつでも認知症の人に遭遇しうる世の中。自分の身近な人がそうなる可能性もあるし、自分だっていつそうなるかわからない。そのとき、心ない言動で傷つけたり、自分自身にうろたえてしまわないためにも、みんな一度は読んでおいたほうがいいのかもしれません。

 

 

3)『陰謀家たちの超権力構造  [300人委員会]』ジョン・コールマン(雷韻出版)

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フリーメイソンやロスチャイルド家に詳しいIさんのご紹介。この委員会はイギリスに本部を置く影の世界政府の上部組織らしい。

大きな事から小さな事まで、事件という事件はこの委員会が後ろで糸を引いている、、、ビートルズがエドサリバンショーに出てアメリカで爆発的にヒットしたのは、若者を麻薬漬けにしようとする委員会の陰謀だとか。世の中の出来事を「だれとく」かという視点で突き詰めると、なんかいろんな想像力が掻き立てられますね。

 

 

4)『スカートの下の劇場  ひとはどうしてパンティにこだわるのか』上野千鶴子(河出文庫)

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みなさん、お母さんが買ってくるパンツから卒業したのって、いつですか?

Iさん2冊目。ムフフな話かと思ってタイトル買いしたら、全然違って内心グサリとくるものだったそうです。

男性の場合、自分の下着を母親が選んだり洗濯したりしていることに、意識下で大きな意味合いがあるんですって。ほほう。

 

 

 

5)『パラ・スター』〈Side 百花〉・〈Side 宝良〉阿部暁子 (集英社文庫)

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ここまで小説が出てこなかったので、これを選んでよかったです、と言って館長さんが出してきたのがこれ。青春小説、いわゆるラノベといわれるジャンルですね。

世間的にはそれほど有名ではないけれど、若くて期待の持てる作家さんがいるのだそうです。

車いすテニスでパラリンピックを目標に成長していくモモカとタカラの物語。それぞれの視点で書かれた2冊組の文庫本です。百花は競技用車いすのエンジニアとして、宝良は車いすテニスプレイヤーとして。

本当なら現実のパラリンピック開催と相まって、ヒットしてほしかったところでしょう。

パラスポーツに限らず、表舞台と、それを支える側のタブルストーリーというのは興味深いです。

 

 

***ダコーブックス班のリスト***

6)『暗幕のゲルニカ』

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私は前回の原田マハつながりで、暗幕のゲルニカを読みました。なんかダメ男ピカソに振り回される女二人?みたいな誤読しても楽しいのかなーって思いました。あとゲルニカに対しての鳩の絵ね。ここが楽しい深読みポイントなのだわ。

 

 

7)『元年春之祭』

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ミステリマニアの方にご紹介いただいたのは、「元年春之祭」。2000年前の中国を舞台にしたミステリだそうです。著者本人とも去年お会いしたんですって。サインもらえばいいのに。

 

 

8)『夢をかなえるゾウ』

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行政書士の方からのご紹介は「夢を叶えるゾウ」。今4巻まで出てる上に、文庫にもなってました。ベストセラーですねぇ。お金欲しいねぇ。ただの自己啓発本と侮るなかれ。読みやすくってキャラが立ってて面白いそうです。

 

 

9)『土の話』

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「土の話」。こちらは、放射能に汚染された大地が、阿武隈弁で語るという絵本。アバンギャルド(?)な色使いでいいですね。僕らは大地に立ちいずれ土に還る生き物。科学技術とどう向き合うか。考えさせられますね。

 

 

 

ダコーさん班のコメントは、ツイッターから転載させていただきました!

https://twitter.com/dakohbooks

 

というわけで、

読み書き堂による読書カフェはあと1回!!

会場は、当読書会発祥の地である「ごはんできたよ」さん。

移転後の開催は初めてですが、、、日程決まり次第、お知らせします☆

 

また、宇都宮のミュージックバーリンチさんで、古本バーも計画中です♪お楽しみに(*^_^*)

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2020年8月16日 (日)

8月、半年お待たせしました。

蔵の街読書カフェ、2月は栃木図書館で開催の予定でしたが、コロナウイルス感染拡大防止のため中止となって、、、

あれから半年。

 

消毒や換気、人数制限など、感染防止策をとったうえで開催できることになりました。

ありがとうございます。

 

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ひとり一冊、好きな本を持ち寄って紹介しあう気軽な読書会です。
参加ご希望の方は栃木図書館へお電話またはFAXでお問い合わせ・ご予約ください。
日時:8月19日(水)14:00~15:00
 
会場:栃木図書館(栃木市旭町12-2)
 
共催:栃木図書館・栃木図書館友の会


【電話】0282-22-3542 【FAX】0282-22-1784


読んでおもしろかった!みんなに教えたい!
と思ったものならジャンルは問いません。
小説でも、絵本でも、エッセイでも、漫画でも、
辞典でも図鑑でも雑誌でも、なんでもオッケー!


定員8名。
 
基本的にマスク着用でお願いします。(困難な場合その旨お申し出ください)
 
水分補給用のお飲み物は、ふたがきっちりできる容器(ペットボトルや水筒)で各自ご持参ください、
 
また、ご予約いただいていても、当日体温がいつもより1度以上高かったり、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
 
感染拡大防止のため、ご理解ご協力をお願いいたします。

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読み書き堂が主催するのは今月と来月の、あと2回です。

これまで参加したことのある方、いつか参加しようと思っていた方も、よろしければ足をお運びくださいね。

(画像は我が家の庭のブラックベリーと、富士見町レタースタンドのお隣で一日古本屋を開催した時のものです)

 

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2020年8月 3日 (月)

7月は久々のリアル、少人数で距離を保って。

蔵の街読書カフェは、ひとり1冊、好きな本を持ち寄って紹介しあうタイプの読書会です。

紙に印刷してあるものなら、絵本でも小説でも漫画でも写真集でも映画や観光地のパンフレットでも辞典でも図鑑でも新聞でもいいのです。

 

5月と6月、オンラインで試みてみました。それはそれで面白いものですね。

7月はマスク着用で、しっかり対策をして、2名での開催となりました。

 

①『リーチ先生』 原田マハ (集英社文庫)

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このリーチはバーナード・リーチ。名前くらい聞いたことがあっても、陶芸に興味がなければ「誰それ?」かもしれません。

栃木には益子という陶芸の郷があり、益子といえば濱田庄司で、彼がリーチと一緒にイギリスで窯を築いたというのは有名な話。。。

数年前に松本の民藝館でリーチの作品から感じた素朴さとユーモアみたいな印象が残っていて、「ハマダさんのお友達」にとどまらないリーチ本人の人となりに、原田さんのタッチで迫れるなら楽しそうだなと思って読んだ一冊です。

 

いいですね~師弟愛。そして職人魂。自分の生きる道を求める心というか、、、そんなものを感じました。

リーチの弟子(日本人)の目線で書かれていて、なぜリーチが日本へ来たか、日本でどんなことをしたか、がよくわかります。ちなみにタイトル、「りーちしぇんしぇー」と発音してくださいね。九州北部の方言です。かわいい。

回想から入る朝ドラ的な構成もうまくて、だれか映画にしてくれないかなーと思います。

濱田に限らず柳宗悦や河井寛次郎など民藝運動の面々もたくさん出てくるので、そのあたりの群像劇にもなりそうだし、イギリスの俳優さんを青年期と壮年期で分けて演じてもらえば、日英交流のいい作品になりそうだなぁ。

 

ちなみに、史実に基づいてはいますが、あくまで小説、フィクションです。これ大事なとこ。

 

 

②『虹いろ図書館のへびおとこ』 櫻井とりお (河出書房新社)

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5月に講談社のミステリーランド特集で盛り上がりましたね。今回は河出書房新社の5分シリーズ+(プラス)から出たこちらの本。

いじめが原因で、学校に行かずに図書館へ行くようになった小学6年生の「ほのか」が、たくさんの本を読み、そこで知り合った司書や少年との交流の中で成長していく物語だそうです。

 Dさん、メモとったりいろいろ分析しながら読んでるんですね、すごい!

ところでこちらなんと、第1回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作!いつからそんな賞が?

氷室冴子といえば、読み書き堂が中学生のころ、女子に大人気の作家さんで、氷室さんと新井素子さんが双璧でした~。

こういう作品、あのころはまだ「ラノベ」とは言ってなかった気がしますが、「ジュブナイル」?そういうジャンルありましたねぇ。

忘れちゃいけないコバルト文庫、読んだ読んだ。一時期、藤本ひとみさんのまんが家マリナシリーズにハマって、、、今や重厚なフランスの歴史ものを書いてらっしゃいますけれども、コバルトノベル大賞をとった『眼差し』(藤本瞳名義)がすごーく印象に残ってるんですよ。

 

みたいな感じで、どんどん話が広がりました。2冊だけなので思う存分脱線できて、楽しかったです。

 やっぱりリアルはいいです

さて8月は、栃木図書館で開催を予定しています。

詳細は追ってお知らせします☆

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2020年7月15日 (水)

7月はマスク着用でお願いします

ひとり一冊、お好きな本を持ち寄って紹介し合うタイプの読書会です。


2月以降休止を余儀なくされておりましたが、、、

5月、6月とオンラインに挑戦!時代の流れに、どうにかこうにか対応できそうです。


そして7月。リアルでは1月以来となります読書カフェを、開催いたします♪


とはいえ充分に気を付けて、、、密にならないよう、4名までとさせていただきます。

ご参加希望の方は前日までにコメントやメール、メッセージでご連絡くださいませm(__)m


当日は、健康上など特段の理由がない限り、マスクの着用をお願いいたします。


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日時 2020年7月18日土曜日 10時~11時

場所

栃木市城内町 タリーズさんにお越しください。

お天気がよければ近くの公園へ移動しましょう♪


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2020年7月12日 (日)

オンラインも2度目なら少しは上手に?

こんばんは、読み書き堂です。

 

あっという間に7月も10日!

6月も蔵の街読書カフェはオンライン開催でした。

メンバーは先月と同じで、読み書き堂と、Hさん、ダコーブックスさんです。

 

今回は最後にお知らせがありますので、さらっといきましょう。

 

 

①『白い孤影ヨコハマメリー』檀原照和(ちくま文庫)

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白塗りと厚化粧に身を包み、一人ヨコハマの街角に佇み続けた女性と、彼女にまつわる伝説を深掘りした一冊。

 

ノンフィクションのおもしろさについて、「事実を伝えるだけなら新聞記事でいい」と、参加者の一人が言ってくれました。

 

そうなのです!

 

ノンフィクションはそこに書き手の存在が確かにあって、

知りたい、書きたい、伝えたい!という思いが響いてくるところがいいんです。

 

これは、メリーさんのことを追い続け、書き続けたひとりのライターの、書き手としての成長物語でもあります。

謎多きその生涯を詳らかにすることの是非はさておき、「伝説」というのが大げさなら、「メリーさん」は、戦後という時代、横浜という街が生み出したひとつの「社会現象」なのでしょう。

メリーさん以外の「伝説」の女性も何人か出てきます。メリーさんをモデルにした歌や舞台のことも出てきます。

昭和50年代以降、横浜界隈に暮らしたり、通ったことのある人ならかなりの確率でメリーさんに遭遇したことがあり、きっとそれぞれの胸の中に、それぞれ違ったメリーさんが住み着いているのでしょう。

 
こんな風に書いていて、あら?まるで「月光仮面」みたい、と思ったのです。♪どこの誰かは知らないけれど、だれもがみんな知っている。。。

 

 

②『海流の中の島々』ヘミングウェイ(新潮文庫)

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♪夏がく~れば思い出す~ と、歌いこそしませんが(*^_^*) 「夏になると読みたくなる本がある」 とおっしゃるのはHさん。

ヘミングウェイの死後、妻が編集者とともに出版したものだそうで、あの『老人と海』のもとになったというか、全体像というか。

『老人と海』って抜粋だったんですねと言ったら怒られるでしょうが。

 

裕福なアメリカ人画家トマスの、ハウスボーイのいる暮らしぶりがうらやましすぎて、なのにあまりハッピーじゃない話で、紹介者さんはストーリーよりも描写を絶賛。

暑さの中で、涼しい風が吹いてくるとか、眩しい日差しを避けているところにハウスボーイがクールなカクテルを運んでくるとか、、、

ひとくさり読んでもらいましたが、あ~~ブルジョワ~って感じ。

文章で涼を感じさせる、さすがバハのビミニ。いや、さすがヘミングウェイ。

梅雨が明けてギラギラの真夏日がきたら、読んでみましょうか。

 

 

③『第七官界彷徨』尾崎緑 (河出文庫)

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締めはこちら。 タイトルだけは目にしたことあるものの、未踏の領域でした。
先月出たラノベの新刊で、、、と言われれば納得してしまいそう。

Dさんの紹介によれば、主人公は人間の第七官(第六感の次ではなく、人体第七の器官ということか?)に響くような詩を書きたいと願う少女。サブタイトルは「従兄弟たちと暮らした日々」そして登場人物が皆、変な人。

著者は大正から昭和初期にかけて、文学誌上で吉屋信子などと並び評価されていた女性作家。その後「忘れられた作家」として再注目を浴びたそうです。

Dさん一読して「日本にこんな作家がいたのか」と思ったそうです。

この本そのものも読んでみたいですが、著者の生涯にがぜん興味がわきますね。

学生の身分で文芸誌に創作を発表したことが問題視され退学になったとか、それに反発して一緒に学校をやめた親友の存在とか、体調を崩して故郷に戻ってからも、原稿を書いてはたびたび上京を果たしていたとか。

林芙美子など当時の作家たちとの交流もあったそうですし、朝ドラのモデルになりそうではないですか。

 

 

~~~~~~

まだそれほど知られていない書き手の作品と、大作家のあまり有名じゃない作品と、忘れられた作家の注目作。。。

今月はそういう感じの本が集まりました。

ベストセラーばかりが読むべき本じゃないし、書かれていることだけがその本のすべてではない、ということで(^^)/

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

冒頭に書きましたおしらせですが、読み書き堂はこの秋、栃木から愛知へ引っ越すことになりました。

そのためわたしが主催する蔵の街読書カフェは、9月でひとまずおしまいです。

残り3回は、できればリアルで、と考えていますが、こんなご時世なのでどうなるかはわかりません。。。

 

7月の読書カフェについては改めてお知らせします♪

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2020年6月 5日 (金)

オンライン読書カフェに挑戦

 

おひさしゅうございます。

みなさま各々、新しい生活様式を実践中のことと存じます。

 

読み書き堂もこのたび、「蔵の街読書カフェ」のオンライン開催を試みました!

 

先月はひとり読書カフェをFacebookでライブ配信したのですが、ひとりでカメラに向かってしゃべるのはそんなに楽しくないというか、反応がないと不安なんですよね。

というわけで、最近よく参加してくださるかたに呼び掛けて、LINEグループのビデオ通話を使って、3名での開催となりました。

 

 

 

オンラインならではの楽しみとして、冒頭にそれぞれが用意した飲み物とおやつを紹介しあいました(笑)

それも最後におまけとしてあげときましょうかね。

 

では、2020年5月の紹介本、いってみましょう!

 

1)『諸国物語』ポプラ社 

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せっかく自宅からのオンライン参加なのだから、ふだん重くて持ち歩きたくない本がいいかな、と思いました。

そしてもうひとつの決め手は、、、「特別給付金」の支給というタイミングです。

今回は10万円ですが、皆さん覚えておいででしょうか。リーマンショックのあと、2009年でしたかね、1万2千円の給付金があったんですよ。

あの当時わたしは新刊書店でアルバイトをしていて、ふつうなら買わないような本を買ってやれと思い、本体価格で6,600円という刊行間もないこの本を選んだのでした。

チェーホフ、トルストイ、ジョイスら19世紀の名作を、森鴎外、山本有三、種村季弘などそうそうたる面々が翻訳しています。

堅牢な外箱に施された、山本容子によるふんわりした色彩の銅版画に対し、本体の装丁はシンプルで、ダブルスピンやゆとりある余白が優雅な読書時間を演出します。

ポプラ社ならではの漢字総ルビですから、本好きなお子さんもらくらく読めます!

といいつつ、半分をちょっと過ぎた辺りまででスピンは止まったまま、、、(^_^;)

これを機に、また読み始めてみようかなと思った次第です。

 

 

2)『くらのかみ』小野不由美 講談社

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こちらはHさんのご紹介。

ミステリーが好き、村上勉さんが好き、ということでこのセレクトだそうです。

講談社のミステリーランド。児童書とはいえこのシリーズ秀逸ですよね~♪と、盛り上がりました。ブックデザインは祖父江慎さん。

ダコーさんの棚からも、このシリーズが2冊出てきました。こういうところも、オンラインのおもしろさでしょうね♪

ストーリーは、座敷わらしが出る古い蔵のあるお屋敷での、ドロドロな相続争いが絡んだ謎解きだそうです。

児童書とはいえ、もちろんおとなが読んでもしっかり楽しめます。

 

3)『つけびの村』高橋ユキ 晶文社

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こちらはダコーブックスさんのご紹介。

数年前に世間の耳目を集めた事件の真相?を、丹念な取材で浮かびあがらせたノンフィクション。

ひとつの集落で5人が次々に殺されたというニュースはわたしも覚えていて、それを書いたのが高橋ユキさんということで、読みたいと思っていた本。

ダコーさんの語ったこの本の読みどころをものすごくざっくりまとめるなら、狭い人間関係とか昔ながらのムラ社会による呪縛の恐ろしさでしょうか。

 

二巡目突入~!

4)雑誌『The BIG ISSUE』

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コロナウイルス感染症の影響で、いろんな業界で売上が激減していますが、こちらもそのひとつ。ビッグイシューです。

お友達のまんまるマーヤさんがブログで紹介されていたので、バックナンバーから気になる特集のものを3冊購入しました。

レポファミリーの吉野かぁこさんが、虐待サバイバー対談の司会をしたと聞き及んでいたので、その記事も読みたかった。

栃木駅前じゃ売ってませんから、こういうとき通販は便利ですよね。

薄くても読みごたえ充分。みなさまもぜひ、読んでみてください。

ふだんはあまりこういうことしませんが、よろしければご協力を!⇒⇒⇒ビッグイシューのサイトはこちらをクリック!

 

5)『ウォッチャーズ』ディーン・R. クーンツ著 松本剛史訳 文春文庫 

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Hさんつづいてはこちら。

犬が描かれているので、最近映画にもなった『野性の呼び声』みたいなお話しかと思ったら、これもミステリー。

ミステリーの装画を多数手掛けておられる藤田新策さんのファンでもあるそうです。

孤独な主人公が山の中でゴールデンレトリバーと出会い、じつはその犬が人語を解することやなにかに追われていることなどがわかり、、、

という、SFというかファンタジーっぽいのかな、と思ったりもしましたが、すごく悲しいお話しなんだそうで、読み終わったときもう二度と読み返したくないと思ったそうです。

 

犬つながりでダコーさんからもう一冊。

 

6)『ティモレオン』ダン・ローズ著 金原瑞人訳 中公文庫 

 

すごくかわいそうな犬の話といえばこれ!すごく遠くに捨てられた犬が、もとの家を目指して旅をするお話らしいです。

その旅の途中で遭遇するエピソードがひとつ残らず悲しい話ばかりで、絶望しちゃうらしいです。

 

あああ、なんだか今月はそんな暗かったり悲しかったりするお話が多かったですね。どっぷり。

 

~~~

では気を取り直して、3人の飲み物&おやつをご紹介するコーナーです

 

☆\(^o^)/☆

 

◆読み書き堂===悟理道珈琲工房さんの自家製コーラ&陶珈紗さんの珈琲ちょこ

 

◆Hさん===アイスカフェオレ&ヨーグルト(withブルーベリーソース・バナナ・ミックスナッツ)

 

◆ダコーブックスさん===アイスコーヒー&期間限定雪見大福れもんチーズケーキ風

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではみなさま、また来月(^_-)-☆

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2020年4月22日 (水)

ついにひとりで、、、

 

予定では、きょう蔵の街読書カフェを開催することになっていました。

こんなご時世なので無期延期になり、さてどうしたものかと思案の末に、

いっちょやってみるかと思い立ち、「ひとり読書カフェ」を敢行。

最少催行人数記録です、あはは。

 

フェイスブックにライブ動画というのがありまして、仕組みはよくわかりませんが

古本バーでやってみたことがあるので、それをおうちで。。。

聞いてくれる人がいないというのは、しゃべっていて張り合いがないというか、

話が膨らまないし、不安な気持ちになりますね。

 

読書カフェ気分を出すために、ドリップパックのコーヒーを淹れました。湊町エピスリーさんで入手したクロニクルコーヒーラボ.さんのマンデリンです。

お茶のお供に、パーラートチギさんで現在、火曜と水曜日に開いている「物華・喫茶室」asunosekaiさんのビスコッティも用意して、、、

実際は、しゃべるのに精いっぱい(笑)ライブ読書カフェが終わってからゆっくりいただきました(^^)

 

ともあれ、今月ご紹介したのは、この2冊。

 

①『なんだろう なんだろう』ヨシタケシンスケ (光村書店)

小中学校の道徳の教科書に、学年別に掲載されたものに書き下ろしを加えてまとめたそうです。

自分のころの道徳教科書といえば、嘘をついてはいけませんとか、友達を大切にとか、戦争は悲しいとか、人権について考えようとか、教訓的な、ここからなにかを読み取れという、構えた感じのものだったように思います。

でもこれは、やはりヨシタケ節全開。

「ともだちってなんだろう」「うそってなんだろう」「正義ってなんだろう」

日常のなにげない場面のなかで、だれかがふと考える。

問いかけておいて、「こういうことかな」「こうかもしれない」「ちがうかもしれない」

さまざまなシチュエーションを描きながら、結論は出さない。模範解答を提示しない。

おとなでも答えの出せない、すごく深い哲学書みたいな本でした。

 

 

②『片付け道』吉川永里子 (主婦の友社)

コロナでおうち時間が増えたので、積読に手をつけることが増えてます。これもけっこう前に買った本。

タイトルの上についてる副題が、

元「片付けられない女」の幸せの引き寄せ方

っていうんですが、、、

わたしはそもそも「片付けられない女」の自覚があり、片付け苦手な人が収納の本を読むくらい無駄な読書はないと書店員時代から思っていました。

それがなぜ、この本を手に取ったか。。。

両親の介護を終え、独りになって改めて家の中を見回したとき、ほんとうに「暮らしづらい」家になっていたことに気付いて。

たぶんその頃に、ふとこのタイトルが目についたんですね。「片付け道」

片付けの手順や収納法といったテクニックを教えるのではなく、「考え方」のヒントが書いてあるんだなと感じました。

バッグの中が、お部屋が、家の中が、どういう状態なら自分は居心地がいいのか。

それを意識して行動しないと、いつもイライラしたり慌てたり、、、

「あ~わかるわかる」

わたし自身はこの本を読む前に、片付けの楽しさに目覚めてしまいましたが、家の片付けはまだまだ道半ば。

この本を読んで片付けられるようになるかは別として、自分を知り、自分を好きになろうっていう気持ちを応援してくれる本だと思います。

 

~~~~

こんなかんじで、ひとり読書カフェやってみました。

また皆さんとお会いして開催できるまで、このスタイルが続くことになるのでしょうか、、、

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2020年3月27日 (金)

いまはこうするしか。

毎年5月に、映画祭と同時開催してきた「栃木・蔵の街かど古本市」ですが、

いま人が集まる機会を作るのは、

感染リスクを高めることになるので開催できません。

ほんとうに残念です。

 

延期するにも、いつになったら事態が終息するのかも見通しが立たない状況です。

 

 

不要不急の外出を控えるようにということなので、必然的に読書がはかどるんじゃないでしょうか。

栃木市では、図書館の利用も、制限付きながら再開されました。

 

とにもかくにも、いろんなことが予定通りにいかなくても

大規模な想定外の出来事が起こっても

 

明けない夜はないはずです。

 

まずは皆さま、自分は大丈夫と思わずに、対策を。

 

 

そしてまた、本のそばで会いましょう。

 

 

 

 

27日、金曜夜、悟理道さんで。

 

 

 

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2020年3月12日 (木)

♪ことしのー春ぅはぁ~~なにもーない、はるです~

すっかり春ですね。

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わがやのトサミズキとキブシ。亡母が好きで植えたものです。

風が強い日もあり、花粉症の方にはつらい季節かと思いますが、

今年はマスクがなくてさらに難儀ですね。

 

マスクどころか一時的にトイレットペーパーが店頭から消えたり、

サッカーや大相撲からお客さんが消えたり、プロ野球も延期になったり、

アイスホッケーの日本代表強化シリーズも日光アイスバックスのファン感謝イベントも

個人的に楽しみにしていたことも次々に中止が発表され、

とうとう高校野球までなくなってしまって、


日本中が、なにもない春。。。

 

 

とはいえ読書カフェも、先月中止になりました。

読み書き堂としましては、ただもうほんのはなしがしたい。

今月は最終金曜日の夜、蔵の街大通り沿いの、あのお店でコーヒー飲んでますので、


本の話ご一緒してくださる方は、ふらりといらしてください。これしか言えません。

ご連絡お待ちしてます。


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