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2020年7月

2020年7月15日 (水)

7月はマスク着用でお願いします

ひとり一冊、お好きな本を持ち寄って紹介し合うタイプの読書会です。


2月以降休止を余儀なくされておりましたが、、、

5月、6月とオンラインに挑戦!時代の流れに、どうにかこうにか対応できそうです。


そして7月。リアルでは1月以来となります読書カフェを、開催いたします♪


とはいえ充分に気を付けて、、、密にならないよう、4名までとさせていただきます。

ご参加希望の方は前日までにコメントやメール、メッセージでご連絡くださいませm(__)m


当日は、健康上など特段の理由がない限り、マスクの着用をお願いいたします。


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日時 2020年7月18日土曜日 10時~11時

場所

栃木市城内町 タリーズさんにお越しください。

お天気がよければ近くの公園へ移動しましょう♪


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2020年7月12日 (日)

オンラインも2度目なら少しは上手に?

こんばんは、読み書き堂です。

 

あっという間に7月も10日!

6月も蔵の街読書カフェはオンライン開催でした。

メンバーは先月と同じで、読み書き堂と、Hさん、ダコーブックスさんです。

 

今回は最後にお知らせがありますので、さらっといきましょう。

 

 

①『白い孤影ヨコハマメリー』檀原照和(ちくま文庫)

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白塗りと厚化粧に身を包み、一人ヨコハマの街角に佇み続けた女性と、彼女にまつわる伝説を深掘りした一冊。

 

ノンフィクションのおもしろさについて、「事実を伝えるだけなら新聞記事でいい」と、参加者の一人が言ってくれました。

 

そうなのです!

 

ノンフィクションはそこに書き手の存在が確かにあって、

知りたい、書きたい、伝えたい!という思いが響いてくるところがいいんです。

 

これは、メリーさんのことを追い続け、書き続けたひとりのライターの、書き手としての成長物語でもあります。

謎多きその生涯を詳らかにすることの是非はさておき、「伝説」というのが大げさなら、「メリーさん」は、戦後という時代、横浜という街が生み出したひとつの「社会現象」なのでしょう。

メリーさん以外の「伝説」の女性も何人か出てきます。メリーさんをモデルにした歌や舞台のことも出てきます。

昭和50年代以降、横浜界隈に暮らしたり、通ったことのある人ならかなりの確率でメリーさんに遭遇したことがあり、きっとそれぞれの胸の中に、それぞれ違ったメリーさんが住み着いているのでしょう。

 
こんな風に書いていて、あら?まるで「月光仮面」みたい、と思ったのです。♪どこの誰かは知らないけれど、だれもがみんな知っている。。。

 

 

②『海流の中の島々』ヘミングウェイ(新潮文庫)

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♪夏がく~れば思い出す~ と、歌いこそしませんが(*^_^*) 「夏になると読みたくなる本がある」 とおっしゃるのはHさん。

ヘミングウェイの死後、妻が編集者とともに出版したものだそうで、あの『老人と海』のもとになったというか、全体像というか。

『老人と海』って抜粋だったんですねと言ったら怒られるでしょうが。

 

裕福なアメリカ人画家トマスの、ハウスボーイのいる暮らしぶりがうらやましすぎて、なのにあまりハッピーじゃない話で、紹介者さんはストーリーよりも描写を絶賛。

暑さの中で、涼しい風が吹いてくるとか、眩しい日差しを避けているところにハウスボーイがクールなカクテルを運んでくるとか、、、

ひとくさり読んでもらいましたが、あ~~ブルジョワ~って感じ。

文章で涼を感じさせる、さすがバハのビミニ。いや、さすがヘミングウェイ。

梅雨が明けてギラギラの真夏日がきたら、読んでみましょうか。

 

 

③『第七官界彷徨』尾崎緑 (河出文庫)

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締めはこちら。 タイトルだけは目にしたことあるものの、未踏の領域でした。
先月出たラノベの新刊で、、、と言われれば納得してしまいそう。

Dさんの紹介によれば、主人公は人間の第七官(第六感の次ではなく、人体第七の器官ということか?)に響くような詩を書きたいと願う少女。サブタイトルは「従兄弟たちと暮らした日々」そして登場人物が皆、変な人。

著者は大正から昭和初期にかけて、文学誌上で吉屋信子などと並び評価されていた女性作家。その後「忘れられた作家」として再注目を浴びたそうです。

Dさん一読して「日本にこんな作家がいたのか」と思ったそうです。

この本そのものも読んでみたいですが、著者の生涯にがぜん興味がわきますね。

学生の身分で文芸誌に創作を発表したことが問題視され退学になったとか、それに反発して一緒に学校をやめた親友の存在とか、体調を崩して故郷に戻ってからも、原稿を書いてはたびたび上京を果たしていたとか。

林芙美子など当時の作家たちとの交流もあったそうですし、朝ドラのモデルになりそうではないですか。

 

 

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まだそれほど知られていない書き手の作品と、大作家のあまり有名じゃない作品と、忘れられた作家の注目作。。。

今月はそういう感じの本が集まりました。

ベストセラーばかりが読むべき本じゃないし、書かれていることだけがその本のすべてではない、ということで(^^)/

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

冒頭に書きましたおしらせですが、読み書き堂はこの秋、栃木から愛知へ引っ越すことになりました。

そのためわたしが主催する蔵の街読書カフェは、9月でひとまずおしまいです。

残り3回は、できればリアルで、と考えていますが、こんなご時世なのでどうなるかはわかりません。。。

 

7月の読書カフェについては改めてお知らせします♪

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