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2020年1月

2020年1月21日 (火)

紅茶のおいしい読書会

蔵の街読書カフェ、1月はTearoom Spicaさんで開催しました。

なごやかな空間でした~✨

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ということで、さっそく紹介本のラインナップです♪


①『の』junaida

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 表紙の女の子の横顔の「の」って言ってる口もとが、たまらなくプリティ❤

「わたしのお気に入りのコートのポケットの中の、、、」と、助詞「の」で延々続いていく絵本。

 次はどこに何が隠れているの?ページをめくるごとに視点がどんどんミクロな世界に入っていく感覚が楽しい。

 絵描きのアイ氏によると「これだけの色数を使っているのに全体のトーンが調和している。すべての色にすこしグレーが入っているようなかんじ」だそうです。



②『おたのしみ歳時記』杉浦さやか

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 一気に読んでおしまいじゃなく、ひとつきごとにじっくり読み進めて、かわいいイラストで紹介されている暮らしの楽しみかたを、ひとつずつでも実践していきたい、とTさん。

 わたしも20代から30代にかけて愛読していた、ひとつ年上のサーヤ。トークイベントやサイン会にも行ったなぁ。懐かしいような気もしつつ、お母さんになって進化した部分も感じられ、、、こういう再会も嬉しいものです。


③『泣けるいきもの図鑑』今泉忠明(監修)

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 iipanさんの回に、お母さんと来ていた小学生Rくん。今回は自分のお気に入りを紹介してくれました!

 どれが一番泣ける?と聞いたら、ひとつ選ぶのはむずかしいと言いつつ、「命がけで、すごく年上のメスに求婚して、最後は食べられちゃうクモ」をセレクトしたところに、おばちゃんはグッときました。

 キミは将来、どんな女性に求婚するんだろうか。。。



④『一九八四年』ジョージ・オーウェル

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黒い表紙だ!神林しおりが語っていたヤツだ…

村上春樹の『1Q84』が出たときに並べて売ってましたけど、わたしはどっちも読んだことありません。

 著者は300人委員会のメンバーではないけれど、メンバーさんたちによく読まれてる、と、アイ氏。

 日記をつけちゃいけないとか、モニターで監視されてるとか、辞書がだんだん薄くなるとか、聞けば聞くほど怖い世界。。。

 自分の言葉で考えることができるって、素晴らしくてありがたいことなんですよね。




⑤『アルケミスト』パウロ・コエーリョ

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 羊飼いの少年がエジプト目指して旅をする物語で、スピリチュアル系の本として紹介されることが多いそうですが、先入観を持たずに読んで欲しいとオーさんは言います。

 少年が旅の途中で出会う大人たちの言葉に左右されず、「自分」というものをしっかり持って、自分で考えて決めているところがすごい、と。




⑥『息吹』テッド・チャン

 収録作からひとつの質問(問題提起?)が出されました。

デジタルペットに対する思い入れの度合いが、ふたりの登場人物のどちらに近いか?

 デジタルペットってつまり、たまごっち、あるいはアイボみたいなものと考えてみました。

「アイボ(旧機種)も製造中止になったけど、元社員有志?によってサポートが続けられているらしい」等のリアルエピソードもとびだして白熱しました。



~~~~~~

自分の言葉で、深く考えることの大切さを感じ、、、

そもそも言葉がないと、考えることができないんだなぁ。


 「ひとつの言葉が消滅すると、そのもの自体も処分しなくてはならない国」

女性作家によるそんな話があったな、という気がして、あとで記憶を便りに調べたら、小川洋子の『密やかな結晶』でした。国というか島でしたが、あれも精神的に怖い話でした。


ー*ー*ー

最後までお付き合いありがとうございました。


2月は9日に、とちぎ市民活動センターくららで栃木図書館・館長さんの読書会があります。


蔵の街読書カフェは26日の予定です。 詳細はまた後日(^-^)

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