« 蔵の街読書カフェ・8月はサンドイッチ読書会 | トップページ | 蔵の街読書カフェ・9月は11日に蔵座敷読書会 »

2016年8月28日 (日)

8月の読書会報告

8月読書会は、よんどころない事情にて、わたしが出席できないことになってしまったのですが、 会場は予約してあるし、サンドイッチも注文してあるしということで、 読み書き堂不在で開催していただきました! 参加者は3名。楽しそうな報告画像が届きましたよ(^-^) 1472344452862.jpg
出席者の I さんから届いた詳細報告を掲載します! 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
①読書会はオリンピックシーズン中だったので、
一冊目は、1964年、週刊読売の東京オリンピック特集号。

表紙はカラーですが、中の写真は白黒で、テレビは未普及のため、雑誌が重要な媒体だったそうです。
160820_
アジア初のオリンピックで、日本の金メダル獲得数は16、米ソについで3位。

女子バレーで日本が金メダルを取ったことをきっかけに、女性のスポ根マンガが流行するようになったそうです。

雑誌広告も豆炭トリオ(こたつ、あんか、足温器)等、当時の世相が感じられ、興味深かったです。
豆炭トリオは体にも環境にも良いので、また活用するといいですね。
 
 
 
②二冊目は、泡坂妻夫の短編ミステリー、『亜 愛一郎の狼狽』。
「あ あいいちろう」という不自然な名前は、探偵名鑑の最初に名前を載せるための工夫だそうです。
160820__2
チャップリンの映画のような、パイ投げ合戦の場面がある等、笑わせるユーモアミステリーで、八編とも、あっと言わせる結末だそうです。

泡坂さんの本職は、紋章上絵師。着物の家紋等を書く仕事で、都内で三人しかいなかったとか。家紋入りの着物は90年代までで、ほとんど作られなくなってしまったそうです。

Iさんが着物の本も持参してくれたので、閲覧しながら、着物は上品だし取り入れたいと話していました。
 
 
 
③三冊目は、比較神話学者の金光仁三郎著『大地の神話』。
右側の写真はスペイン出土、紀元前四世紀頃に作製された、死と再生を司る大地母神像です。
大地母神の神話は、メソポタミアの「イシュタルの冥界下り」が起源で、メソポタミアを起点として東西に伝播されたものだそうです。
160821_
天の女主人イシュタルは、夫であり息子でもあるドゥムジが死んでしまうと、彼を探しに冥界に下ります。イシュタルが地上から姿を消すと、植物も実らず動物も子を産まなり、再び地上に戻ると生命の実りが復活します。
ギリシャ神話やキリストの死と復活の原型でもあります。

豊穣神、運命を告げる、病を癒す、怒らせたら手がつけられない破壊力等、大地母神は多様な側面を持っています。
その絶大な力を恐れたユダヤ教やキリスト教の聖職者達は、大地母神を魔女として迫害し、周縁化しましたが、人々の自然への畏敬の念としての女神信仰は根強く、キリスト教では神の母としての側面が取り込まれ、聖母マリアとして信仰されています。

古代の大地母神像は、優等生的なマリア様と異なり、大地や自然の力を体現するように光を放って輝いて見えます。
 I さん、丁寧なご報告ありがとうございました☆
9月は11日の日曜日、午前中の開催を予定しています。 珍しく朝からやります!( ̄- ̄)ゞ 会場は、栃木蔵の街観光館2階の蔵座敷です♪

|

« 蔵の街読書カフェ・8月はサンドイッチ読書会 | トップページ | 蔵の街読書カフェ・9月は11日に蔵座敷読書会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204760/64121148

この記事へのトラックバック一覧です: 8月の読書会報告:

« 蔵の街読書カフェ・8月はサンドイッチ読書会 | トップページ | 蔵の街読書カフェ・9月は11日に蔵座敷読書会 »