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2015年11月

2015年11月23日 (月)

11月読書会のお知らせとお願い

というわけで、11月読書会のお知らせです。

今月は28日土曜日、午後4時から、会場は「カフェなずな」さん。

蔵の街大通り沿い、室町郵便局のお向かいです。あ、NTTのほうが目印になるかな。

文化会館入口交差点から南へ、群馬銀行、なにわ寿し、の次ですね。

人気店ですので「栃ナビ!」などでチェックしていただければすぐわかると思います。

なずなさんではこれまで「とちぎ一箱古本市」や「季刊レポ」のイベントで、北尾トロさん・えのきどいちろうさんに来ていただいたことが何度かありますが、読書会は初めてです。
大きな本棚があって、本好きにはたまらない環境ですよね。

週末営業中のお店を予約して開催しますので、今回は要予約です。ココ大事!

参加希望の方は、この記事にコメントしていただくかtwitter(@yomikakidou)にメッセージくださいませ。

参加費は無料ですが、ドリンクなど必ず1品ご注文をお願いします。
お茶もお菓子もおいしいですよ~(^^♪

あ、参加表明は前日までにお願いします。
fasebookやメールアドレスをご存知の方はもちろんそちらでOKです。

ご連絡お待ちしております☆

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2015年11月18日 (水)

和綴じの豆本ワークショップ報告

11月は、第5回歌麿まつりの参加企画として、
 
和綴じの豆本を作ってみよう! 

というワークショップを「ぽたり」で開催しました。

1週間前にハロウィンのイベントがあり、背景がそのままですが(笑)

ご愛嬌ということで、、、

カット済みの和紙と綴じ糸がセットになっている豆本キットを使うので、

所要時間は30~40分ほどです。

このキットを作るための試作会を2回ほど実施したのですが、

試作会に参加してくれた方が何人か、遠くは茨城からも来てくださって

ワタクシ感激いたしました。

 

「和綴じ」は古くから日本で独自に発展した本作りのかたち。

今までの布張り表紙の豆本より、作りそのものは単純です

(小さいので工程をはぶいた部分もあります)が、

作ってみて感じたのは、「和紙」という素材の特性。

薄くてもしなやかで、とっても丈夫なのです。

 

綴じる側の天地に、角を保護するため本来なら布を貼るのですが、

今回は和紙で代用しました。

折り目をつけても、糊を塗るとその水分を和紙が吸って折り目がなくなってしまい、

みなさんこれを貼るのがなかなかの難関だったようです。

 

もうひとつの難関は綴じ穴を開けるところ。

試作会では、目打ちをぐりぐりと紙に押し付けて穴を開けてもらったのですが、

ものすごく力が要るし、紙がずれてしまったりも。

これは私の準備不足で、目打ちというのはその名の通り、打って使うんですね。

本番では適当な木片を木槌代わりにトントントン、と叩いて穴を開けてもらったら

だいぶ労力が軽減でき、しかも「工作感」が上がるということが判明しました。

 

最後に和綴じの醍醐味である「綴じ」の作業で完成です。

小さいので三つ目にしましたが、今後リピーターさんが多くなったら

「麻の葉綴じ」にも挑戦してみましょうか。

この日は歌麿まつりにちなんで、歌麿のハンコを捺してもらいました。

 

ちなみに今回の豆本キットに使った和紙の一部は、

蔵の街大通りの「毛塚紙店」で購入しました。

色柄はもちろん厚さや手触りも違う紙を、実際に触って選べて一枚ずつ買えるので、

楽しくて楽しくて時間を忘れるお店です(笑)

 

 

 

さて、11月の読書会は平日にやろうかなと前回書いてますが、

シフト調整で最終土曜日が休みになったので、28日土曜日に開催します。

会場は調整中です~。

※画像も、のちほどアップします。。。

 

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2015年11月 2日 (月)

10月読書会のご報告

2015年10月読書会 @MOROcraft 10/17 

 

秋も深まってきました。今月はMOROcraftさんで開催しましたよ。

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蔵の中に並ぶ古いもの新しいもの。木、鉄、ガラス、毛糸、そして紙。

 

それでは、紹介された本のラインナップです。

 

①『オウリィと呼ばれたころ ―終戦を挟んだ自伝物語―』佐藤さとる(理論社)

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 小学生のころ大好きだった『コロボックル物語』の著者の名前を、つい最近、書店の平台で見つけました。昭和3年生まれで父は軍人という著者が、肺炎のため兵隊になれず、家族とともに疎開した北海道までの道のり、終戦後に進駐軍の施設で働いていたこと、やがて幼いころから温めていた「チッチャイヒト」の物語を書き始めるまでを綴っています。「オウリィ」は米兵につけられたあだ名で、訳せば【フクロウ坊や】とか。

 しかし、わたしが一番感動したのはあとがき(追記)で、著者が平塚武二を師匠と呼んでいること。平塚武二といえば「ピューンの花」「馬ぬすびと」を書いた児童文学作家で、そうとは知らず、この二人の書く物語を好んで読んでいたことに、感慨深いものを感じずにはいられません。

 

②『ログハウスマガジン』地球丸

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「オウリィ」からのフクロウつながりで、紹介されたのは武蔵野おおたかの森を舞台に繰り広げられる【アヲルフェス】のフライヤー。と、そのアートデザインも手がけているという主催者さんがお住まいのログハウスを、掲載している雑誌。

新築ピカピカの木の家たちの中で、ページめくった途端に暗い。まるでヨーロッパの森の中にある古い家みたいな雰囲気なのです。フェスも面白そうですが、このログハウスに遊びに行きたくなってしまいました。

 

③『嫌われる勇気』岸見 一郎/古賀 史健(ダイヤモンド社)

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ガラッと雰囲気は変わって、自己啓発本として話題になったこの本。どうも世の中キュークツだとか、自分を変えたい、変わりたいと思っている人にお勧め。
 
アドラー心理学に基づくアプローチで「こころを自由にする勇気をもつ」ことをわかりやすく教えてくれます。ちょっと芝居がかった問答形式がウケたようですね。ブックデザインもシンプルでスタイリッシュ。

 

④『William Morris』ウイリアム・モリス

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素敵ビジュアル本。植物モチーフの美しい壁紙や荘厳なステンドグラスの図案は眺めているだけでうっとりしますが、そのデザインの根底には確たる哲学を持っていたようです。産業革命に押し流されてゆく手仕事の美を憂えて「アーツ・アンド・クラフト」運動を展開したことでも知られ、日本の「民藝運動」の柳宗悦らに影響を与えました。

 

 

⑤『間中一代さんの栃木語り』野村敬子・霧林宏道(瑞木書房)

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なんと、間中さんご本人がこの本を紹介してくださるという、光栄な機会に恵まれました。國栃短大の学生さんが、間中さんの語りの現場に同行し、録音したもの文字起ししていくという地道な作業によって深められていった新しい口承文学の研究です。というのは、間中さんの活動を、かつて囲炉裏端などでおばあちゃんが孫を相手に語って聞かせたような《昔語り》に対し、教室やホールなどで不特定多数を前に語る《現代語り》として捉え、人の心に及ぼすその効果や役割を裏付けていく活動なのです。

中でも、子供のころ小学校で聴いた間中さんの語りに聞き入った記憶がこの研究に結びついたという学生のエピソードや、避難生活を送る福島の方々に故郷の昔話を語った時の様子などが印象的でした。

 

 

⑥『なんげえはなしっこしかへがな』北彰介・作/太田大八・絵(銀河社) 

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小学校で読み聞かせのボランティアをしているTさん(初参加!)の紹介本です。タイトルからも分かるように、東北の方言による「長い話」の絵本。濁点がいっぱいの語り言葉は、初見ではどう読んでいいのかわからないほどです。

短いお話がいくつか入っているのですが、なにが長いのかは、読んでのお楽しみ。間中さんがひとつ読んでくださって、会場は大盛り上がりでした。

じつは間中さん、語り部の後継者が必要だとは思っているものの、語り教室の生徒は全員年上なのが悩みの種だそうで(笑)、将来Tさんが継いでくれるかもしれませんね。

後で調べたら、著者がおばあちゃんから聞いた津軽の昔語りをもとにしているようです。

 

 

 

~~~~~~~~~~

今月も、新しい本古い本、日本の昔話から西洋のアートやログハウスまで、バラエティに富んだ楽しい読書会でした。参加者の皆さんありがとうございました。

 

 

11月は、7()に「ぽたり」で豆本作りのワークショップをやります。歌麿まつりの参加企画なので和綴じ本に挑戦しますよ。参加費ひとり300円。ご興味のある方は是非、ご参加ください。

読書会のほうは下旬になるかと思いますが、平日の昼間に開催しようかなぁと考えています。

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