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2015年9月

2015年9月19日 (土)

9月23日(水・祝)は本尽くし。  昼は豆本、夜は読書会☆

ぼやぼやしているうちに、世の中はシルバーウィークとやらに突入してしまいました。

みなさま、浮かれてる場合ではありませんよ。お彼岸です。楽しいお出かけの前に、ご先祖様の供養をお忘れなく。

 

さて、今回お知らせがふたつあります。読書会と、豆本試作会です。

 

まずは読書会から。

おひとり1冊ずつ面白いと思った本を持ち寄って紹介し合えば、そこから話題がみるみる広がる、たのしい蔵の街読書カフェです。

今月は連休最終日、23()18時から20時に開催いたします。

 

開場は、初めての場所です。

ふだん【蔵の街観光館】として、民芸品やとち介グッズを扱っているお土産屋さんなのですが、じつはここ、れっきとした文化財《旧田村家見世蔵》であります。

2階はお座敷になってまして、予約制で貸し出されているのです。

明治37年に建てられたといいますから、築110年以上の物件。あまりにもストレートに【蔵】なので、かえって見過ごしていたような次第です。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 9月読書会   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

日時:2015923(水・祝) 18時~20時 

会場:栃木市万町41 蔵の街観光館2階 座敷蔵にて

参加費:200(学生100円・小学生以下無料)

飲食持ち込み可

 

有料の施設のため、参加費をいただきたく、お願いします。

なお、文化財ゆえ火気厳禁!おタバコはご遠慮くださいませ~。

 

お申し込みは、なくても大丈夫ですが、連絡取れる方は、コメントやメッセージでお知らせいただけるとありがたいです。

このブログのコメントは認証制です。非公開希望の方はその旨お書き添えください。

 

 

そして、豆本試作会について

今年の歌麿まつり企画のひとつとして、117日に「和綴じの豆本を作ってみよう!」というワークショップを予定しております。

そこで使うための試作品をいろんな方に作っていただき、問題点を洗い出し、改良したいというものです。こちらの会場は「ぽたり」です。

13時から15時ごろまでの間でご都合のつく時間に、和綴じの豆本を試作していただける方をお待ちしています。1冊仕上げるのに、、、30分くらいかかると思います。

もちろん無料。道具も何もいりません。お時間とあなたの手を、お貸しください。

 

▼△▼△▼△▼△▼△▼△和綴じの豆本試作会▼△▼△▼△▼△▼△▼△

日時:2015923(水・祝) 13時~15

開場:栃木市倭町5-17 陶珈紗2階 シェアスペース「ぽたり」

参加費:無料



以上ふたつのお知らせでした。よろしくお願いいたします☆

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2015年9月13日 (日)

8月読書会のご報告&9月読書会のお知らせ

蔵の街読書カフェ・8月読書会は27日、先日オープンした蔵の街のシェアスペース「ぽたり」でおこなわれました。

 

参加者は見学のみの方を含め9名。広々とした空間で、優雅にお茶会、といった気分でした。

 

さて、紹介された本は5冊。写真はスミマセン後日掲載しますね。

 

 

①『Giving tree』シェル・シルヴァスタイン作・絵

 

求め続ける少年、与え続ける木。

 

それぞれにとって、本当の幸せとは何か。折に触れて読み返してほしい本です。

 

何度読んでも、そのたびに複雑な気持ちになります。話題になった村上春樹訳もありますが、英語版で読んで、自分なりの解釈をしてみるのもいいと思います。

 

 

この著者の本には哲学的な作品が多いという意見のほか、裏表紙にでかでかと印刷されている著者の顔写真にショックを受けたという声も(苦笑)

 

 

 

 

②『村上さんのところ』著・村上春樹/絵・フジモトマサル(新潮社)

 

 

わりと最近出たばかりの本です。村上春樹作品の表紙イラストではおなじみの安西水丸さんがいなくなって、フジモトマサルさんが描いています。羊がいるせいか、水丸さんよりも佐々木マキさんの印象に近いかもしれません。

 

 

WEB上で展開された、村上さんがどんな質問にもお返事を書きます、という企画を書籍化したものだそうです。

 

くだらなそうな質問にも真面目に答えているところが村上さんらしいと紹介者さん。

 

「ペンは剣よりも強いですか」という問いに対する答えは、さすが世界のムラカミ、という感じでした。

 

 

 

 

 

③『自省録』マルクス・アウレリウス (岩波書店)

 

 

ちかごろは岩波をずらりと揃えた書店に、なかなか出会えなくなってきている。図書館で借りてきたというワイド判でご紹介いただいた。

 

こんな堅そうな本、自分じゃ絶対買わないけど、読んだ人から紹介されると面白そうだなという気になるから不思議である。(文体まで硬くなる必要はないのだが)

 

ローマ帝国の皇帝が、人に見せるつもりではなく、ひたすら自らを省みるために記した言葉だという。日本では卑弥呼が登場するよりも前の時代らしい。そんな大昔から、皇帝というのは、常に国家や臣民や敵対国のことを考えていなければならなかったのだ。

 

「孤独だったでしょうね」という声に、「それは孤独というより孤高だ」という意見が。

 

なるほど《孤高の人》は、《孤独な人》とはだいぶイメージが違う。

 

 

世界中で、人の上に立つ人の座右の書となっているとか。日本の天皇陛下も、きっと読まれたことだろう。

 

かと思えば中には「君に腋臭の人を責める資格があるのか、彼が何をしたというのだ」というような問いかけもあり、グサッと来ると同時になんだかユーモラスでもある。

 

 

 

④『She Sea 』糸森環・著 

 

最近の若者はこういう文章を読んでいるのね。

 

小説に時代の特徴が出るのはなんといっても会話の部分で、ざっと読んでみると意味のわからない語がチラホラ。これはジェネレーションギャップなのか、それとも未知のジャンルの言語なのだろうか。
 
中学生で新井素子作品に出会ったとき、カギかっこが多いなぁと思ったことを思い出した。あれってラノベの「はしり」だったんだろうか。いや、栗本薫にもカギかっこばかりの作品が確かあったはずだ。

 

これはラノベというよりファンタジーに近いストーリーらしい。たまには若者の読む本も読んでみるか。

 

 

 

 

 

⑤『日本語逆引き辞典』(大修館)

 

これはおもしろい! 1990年刊行だが、それまでに類書はなかったのだろうか?

 

 

近年だとラップという音楽形態に於いて、フレーズの末尾を同じ発音や似た語感で揃えるという作詞のあり方が若者の間で盛んにおこなわれているようだが、古くから日本の詩歌においても「脚韻を踏む」レトリックはあったのだから、もっと早くからあってもよかったと思う。

 

単語の羅列を追っているだけで脳が活性化しそう。

 

 

 

 

 

今回「ぽたり」で開催してみて、参加者が気軽に途中で出たり入ったりできる空間なのかなと感じました。

 

 

「ぽたり」には本棚があって自由に読むことができますので、読書会の時でなくても、ちょっとのぞいてみてくださいね。

 

蔵の街大通り沿い「陶珈紗」さんの2階です。

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

さて、蔵の街読書カフェ。

 

9月の読書会は23日開催予定です。

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