« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月

2013年7月20日 (土)

7月読書会のお知らせ

直前のお知らせになってしまいますが、

ちいさな読書会を開催します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

日時:2013年7月21日(日)18:00開始(1時間~1時間半 程度)

 場所:『ごはんできたよ』

http://www.gohandekitayo.jp/map.html

住所 〒328-0012 栃木市平柳町1-43-12

電話とファックス 0282-51-1179

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分の好きな本を、自分の言葉で紹介する、気楽な集まりです。

漫画でも、写真集でも、ビジネス書でも、もちろん小説でも、

最近、本を読んでないという人は、むかし読んで心に残っている本でもOK。

紹介する本は、実物があってもなくても大丈夫ですし、

見学だけの参加もOKです☆

前回は、図書館のマンガと尼僧の恋文を紹介しました。

さて明日はどうしましょう。

先々週の東京国際ブックフェアで手に入れた

山口晃大画面作品集なんかいいかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月16日 (火)

祝・Dolce Time プレオープン!

結城駅からそう遠くない住宅地に、かわいいお菓子屋さんができました。

赤い日除けが目印の、手づくりプリンとシフォンの専門店「Dolce Time」です。
Photo

奥様が、わたしの高校時代の部活の先輩というご縁で、
なんと旦那様も、同じく高校の部活の先輩なのです。

海の日にプレオープンということで、早速行ってみました☆

02

ご自宅の一角を改装して、

保冷ケースとレジカウンター、

味のある中国の古家具を

上手に配置。


もともとは旦那様の趣味の空間(ガレージ)だったそうですが、

今回その半分が、奥さまの空間になったというわけで、、、






外壁にはきれいな貝殻を埋め込んであったりして、手塩にかけた様子が伝わります。。。




店内では「濱文様」さんの和小物も取り扱ってます。

ディスプレイの様子はこちらのブログでご覧になれますよ~

http://ameblo.jp/dolcetaime/


ふわっふわのシフォンケーキと、はとむぎを使ったスコーンは

道の駅「思川」でも販売しているそうです!

Photo_2 ハート型の【ときめきプリン】は

プリン好きのわたしも大満足の大きめサイズ(^o^)/

帰宅して、さっそくいただきま~す♪

やさしい甘さなので、ぺろりと平らげちゃいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 6日 (土)

『楽園のカンヴァス』を読んだ

美術館に行くのも、絵を観るのも大好きなので、とても興味があった作品。

読んでからしばらく経ちますが、あの興奮は忘れ難い。。。

装丁に使われているのはアンリ・ルソーの〈夢〉という絵画。

この色使い、熱帯の植物の気配に、田中一村を連想してしまった。

一村はわが栃木市出身で、奄美に魅せられて移住し、

南国の自然を写実的且つ幻想的な筆致で描き出した孤高の画家である。

そんな巡り合わせもあり、期待して読み始めた。

(※先にお断りしておきますが、これは個人的な覚え書きなので、

あらすじについてはほぼ、触れていません。

レビューが読みたい方には、不親切極まりない内容です。。。)

冒頭に登場する倉敷の大原美術館は、修学旅行で訪れたが、

人が多すぎて、どんな作品を見たのか記憶にない。

お目当てのエル・グレコすら、人の後頭部に遮られてろくにみえやしなかった。

いつかもっと静かな時期に再訪したいものだ。

話が逸れた。

2000年の倉敷から時代をさかのぼって1983年のニューヨーク、スイスのバーゼル、

そして20世紀初頭のパリ。

舞台設定といい、魅力的な登場人物といい、たいへんドラマチック。

映像化に向く作品かもしれない。

美術館や展覧会に多少なりとも興味を持っている人なら、

めったに外に出ることのない名作を海外から引っ張ってくる企画展が

どのように準備され、運営されているかという舞台裏が描かれていることに、

まず興奮するに違いない。

著者は実際にキュレーターとしてニューヨーク近代美術館にも勤務していたことが

あるそうだ。

絵画を「読む」視線と、観たものを言葉に置き換える「表現力」は、なるほどお見事。

だがそれだけにとどまらない構成力も備えている。


いまはひっそりと暮らす女性を、アートビジネスの世界へ引っ張り出そうとする男たち。

彼女の過去に、なにがあったのか、、、舞台はいきなり17年前へ飛ぶ。


主人公がふたりいるというだけですでに二重構造なのに、

ストーリーの中でふたりの主人公が読む古い「物語」に、謎を解く鍵が秘められている

という入子式の展開。

ひとつ間違えば読者に難解なイメージを与えそうなところを、

主人公たちと一緒に本を読み進めていくことで、進行上じつに効果的に作用している。

心理描写も巧みで、公私にわたる人心掌握力でのし上がってきた上司に対する

尊敬とか皮肉とか、

ビジネスのためではなく純粋にアートに携わっていたいという若干の葛藤は

直球で人間臭く描き、

初対面の時からの、お互いの印象とその変化や、その後のふたりの間柄については、

想像の余地を残しつつ徐々に明かされていく。

ミステリ色を高める演出は、ちょっとオーバーアクションな気もするが、

映像化するとしたら、監督によってはあっさり端折ってしまうか、

むしろそちらに重点を置いてスリリングな方向に持って行くか、分かれるところだろう。

それにしても、終盤にかけて次々と展開される謎解きのクライマックスときたら、

二重三重に驚きの仕掛けが炸裂して、驚嘆し、感激し、

しまいには笑い出してしまうほどだった。


未読のひとに読ませて、あっと驚く顔が見たい。

あ~、最近美術館に行ってないなぁ。行きたいなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 5日 (金)

ライターズ・イン・レジデンス と、ある本との再会

横浜へ行った時のことを。 (やっと書ける・・・)

馬車道近くの中島古書店さんで開催された、

檀原照和さん解説による【ライターズ・イン・レジデンス】講座に行ってきました。

とても興味深かったです。

◆ライターズ・イン・レジデンスとは何ぞや。

アーティスト・イン・レジデンスとか、オルガニスト・イン・レジデンスという言葉もあるようですね。

前者は、むかし教会で画家を雇い、住み込みで壁画やなどをかかせたことに起源があるのでしょうか。

後者は教会やコンサートホール専属のオルガニストのことを指すらしい。

「ライターズ…」の場合、作家に一定期間、住居や生活費などを提供して、

滞在してもらいながら執筆の支援をするシステムのこと。

大学やNPOが母体となって運営していることが多いようです。

作家自身が申請をして、原稿提出などのトライアルを受ける必要があり、

レジデンスの期間(2、3ヶ月~2年くらいが多い) や

条件(作品を仕上げること、地元イベントへの参加、講演などの義務事項)

現地までの交通費や家賃、生活費がどこまで助成されるかは、プログラムによってさまざま。

◆レジデンスに参加した日本人

欧米ではよくあるこの制度が、なぜか日本にはまだないそうですが、

アイオワ大学創作学科の国際創作プログラムに参加した日本人として

田村隆一、吉増剛造、白石かずこ、吉原幸子、中上健次、平出隆、水村美苗、島田雅彦、野村喜和夫の名前が挙がっています。

そのほか、村上春樹はハーバード大学とプリンストン大学のレジデンスに参加したことがあるそうです。

檀原さんは実際に、アメリカ・フロリダ州の《ケルアックハウス》へ視察に行かれて、その際のスライドなどもたくさん見せていただきました。

運営母体によっていろんなタイプのレジデンスがあるということは、逆をいえばいかようにも展開の可能性がありそうです。

◆栃木でもやれないかしら

わが栃木市は山本有三の出身地。

有三自身が、父の反対や経済的困窮を乗り越えて上京、進学し、作家の地位を築き上げた人物

なので、こういう、作家支援プログラムのようなものがあるとイメージ的にもいいんじゃないかと思った次第。

じつは栃木市に有三記念会という非営利法人があり、石川文化事業財団というところと連携して『路傍の石文学賞』を設立したんですが、

23回続いた後、2001年以降休止状態。そのあたりのこと、ご存知の方がいらしたら教えていただきたい。

ちなみに、どうして日本にこの制度がいまだ根付いてないかということについて、檀原さんは

出版社が、原稿を依頼した作家をホテルなどに(強制的に)滞在させて執筆してもらう、いわゆる「カンヅメ」慣例化していたり、

作家自身に執筆時の定宿があることも多かった文壇の歴史が影響しているのでは、と指摘されてました。

そういえば、流行作家=カンヅメって、いつごろまでそんなイメージあったかなぁ。最近聞かないですね。

最近では石田衣良さんのように、まるで映画のセットみたいな執筆用(撮影用?)の部屋を持っていたり、

住まいとは別に部屋を借りて「仕事場」に通ってる作家さんも多いみたいですよね。

◆本と再会

それはそうと、中島古書店さんで『ぽるとがるぶみ』(佐藤春夫訳・人文書院刊)をみつけました。

西川田の、入口に大きな本棚のあるレストランで出会い、何度も通って読破した本です。

尼僧の愛憎せめぎ合う心情が、怖さと美しさの結晶となったような文章にひきこまれてしまいます。

装丁も素敵で、函から出すと表も裏も銀箔一色。背表紙に朱で捺された書名。

いつか手に入れたいと思っていた一冊に、ここで出会えるとは・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 3日 (水)

6月読書会のご報告

6月の 蔵の街読書会  (会場:ごはんできたよ)

お気に入りの本を一冊持ってきて、それを紹介する会です。

もちろん見学だけでもだいじょうぶ。興味のある方、大歓迎☆

(参加費は無料ですが、1オーダーお願いします)

今月は参加者4人。

はじめましてのお客様が来てくださいました!

うれしいですね~!(^^)!

今日紹介された本はこんなラインナップ

・『7つの習慣』セルフ・スタディ・ブックwith DVD〈Vol.6〉
   第五の習慣 理解してから理解される

・『さがしています』アーサー・ビナード(童心社)

・『LIFE なんでもない日おめでとう!のごはん』飯島奈美(ほぼ日ブックス)

・『ごはんにしよう 映画「南極料理人」のレシピ』飯島奈美、欂谷孝子美(文化出版局)

・『夜明けの図書館』埜納タオ(ジュールコミックス)

・『ぽるとがるぶみ』佐藤春夫(人文書院)

来月の予定も、決まったらお知らせします☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »