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2010年3月

2010年3月22日 (月)

浅草で純喫茶

東武線浅草駅を、しばしば利用します。
つい先日も、行ってきました。

用事が午後の時はちょっと早めの電車に乗り、近辺でお昼を食べることがあります。
ちょいちょい利用するのが「銀座ブラジル浅草店」という
すごいネーミング のレトロな喫茶店です。
浅草なのに、銀座でブラジル?一体ここはどこなんだ!って(笑)

もともと銀座で開業したのだそうですが、今は銀座のお店はなくて、ここだけ。
わたしが初めてここを訪れたのは、中学生か高校生くらいの頃だったと思います。
母と観劇帰りにたまたま寄って、場所も店名も定かじゃなかったのですが、
数年後に「そういえばあのとき、おいしい店があったよね」と、探しても見つからず、
以来、浅草を訪れるたびに、新仲見世を何度も行ったり来たりしながら
やっと見つけたときはうれしかったなぁ。

わたしのお気に入りメニューは≪ホットドッグ≫!!
ミニコッペパンにパリッとしたレタスとジューシーなベーコン&ぷりぷりソーセージ 。
なんといっても味の決め手は、甘酸っぱ~いニンジンのピクルス♪

Photo
これがふたつならんで\550ってお安いでしょう。
おっきなコッペパンでひとつっていうのよりも、食べやすいし、うれしいよね☆
ほんとにおいしいし、もったいないくらい手間をかけてるのがわかるんです。

ブレンドコーヒーも、たっぷり大きめカップで¥300!
もちろん、ちゃんと手で淹れてる珈琲です。
良心的というかなんというか、やっぱり、生き残る老舗は志が違うのですよ。

現在三代目のご主人、このお店を続けていくために、ご自身の給料を削って
タクシーの運転手をなさってるそうです・・・泣かせる~。

ほんとは元祖フライキチンバスケットやカツサンドが人気なのですが、
けっこうボリュームがありそうで、いつも軽いホットドッグにしてしまいます。
今度行くときはしっかりおなかを空かせて、挑戦してみたいです!

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2010年3月15日 (月)

庄野文学 ~風雅講座入門編~

『星に願いを』  庄野潤三(講談社)

読めばほのぼのとした空気が流れ、穏やかな気持ちになれる本です。
小説、といってもほとんど私小説で、老境に達した作家の日常を
季節感や思い出を織り込んで、情緒豊かに描き出しています。

著者は1954年『プールサイド小景』で第32回芥川賞を受賞。
戦後の「第3の新人」と呼ばれた世代で、昨年秋、88歳で亡くなられました。

後半生は文芸誌に連載していた身辺記が、ある程度まとまると
本にするという安定した執筆活動だったようです。
わたしは以前『うさぎのミミリー』を読んで、その描写のあまりの愛らしさに
本気でうさぎを飼いたくなり、「ウサギと暮らそう」という
飼育雑誌を買ってしまったほどです。
本作では、ハーモニカが欲しくなりました。
寝る前に、庄野さんが季節の曲をハーモニカで吹き、
それに合わせて奥様が歌われるのが日課で、
終わるとふたりで「いい歌だねえ」と、作者をたたえるのだそうです。

なんといっても庄野さんの書くものには、否定的なことばが
ほとんどないところが素敵です。

庭の木に小鳥が来て「うれしい」
ばらが今年もきれいに咲いて「よかった」
ご近所さんからおいしいお土産を頂いた。「ありがとう」・・・

日記のような作品ですが、日記だからこそ、
この姿勢は大切なのではないかと思います。

ちいさなことに目くじら立てたり、他人のあら探しをするのではなく、
庄野さんを見習って、どんなささやかな幸せも見逃さないアンテナを、
いつもぴかぴかに磨いておきたいものです。

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2010年3月10日 (水)

きれいな字、と言われたい。

きれいな字といえば日ペンの美子ちゃん。
若い人は知らないかもなぁ。世代がわかっちゃいますね。
わたしは子供のころ、マンガ雑誌の裏表紙などでこれをみて、
「ひぺんのみこちゃん」と読んでいました。いや、けっこういると思うな、そういう人。


そんなことはどうでもいいんです。

うちの職場にはとてもきれいな字を書く人がおふたりいらっしゃいます。
13人もいて、たったふたり。これは多いのか、少ないのか。
皆さんの周囲はどうですか?

ひとりは年長のパートさんで、きりっとした、すらっとした字です。
もう一人は20代半ばですが、きっとお習字を習っていたんだろうなぁと思わせる、
素直でのびやかな、読みやすい字です。

名は体を表すといいますが、文字は人を表すと思います。
字を書いたとたん、そのひとのイメージが変わっちゃうってことも、あるある。
芳名帳に書くような場面はそうしょっちゅうあるわけではないけれど、
領収証やら注文伝票、電話の伝言メモだって。
日常的に、人に見られる文字を書くことは多いのですから、
やはり、きれいな字を書きたいものです。

最近は、ドラマのタイトル文字を書く書道家がテレビに出たり、
『とめはねっ!』という書道部マンガがドラマ化されたり、
ブームというほどでもないかもしれませんが、
文字を書くことに、また注目が集まっている気がします。

ちょっと前に話題になった「六度法」というのをご存知ですか?
右上がり六度の斜線が引きこんである升目に文字を書くことで、
均整のとれた美しい文字が書けるようになるというものです。
NHKで取り上げられたのがきっかけで、関連本もけっこう売れました。
その六度法を習得するためのノートを、先日買ってしまったのです。

これでわたしもこっそり、文字美人の仲間入りができるかしら。。。
だけど、ほんの数ページ書いてみただけで、
そんなに簡単なことではないというのがよくわかりました。
フリーハンドで真っすぐな線が引けないのです!

これは、字を書くうえでたぶん致命的な欠陥だと思われます。
いまごろ気づいたか、という感じですが、
わたしの場合、まずは線を引くことから始めなければならないようです。

がんばろうっと。

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2010年3月 8日 (月)

『ちいさなちいさな王様』

図書館の、ヤングアダルトコーナーで借りた本です。

刊行時、ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵とともに話題になってましたね。
ファンタジーといえば言えるのかもしれませんが、
哲学的な雰囲気もあって、読み手の精神状態によっては
深く沁みる作品でしょう。

怒ってコーヒーに角砂糖を投げ込む王様が可愛い。。。

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