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2009年5月

2009年5月22日 (金)

カタリベカフェ&ブッククロッシング in 栃木 レポート

5月19日、待ちに待った初めての栃木カタリベが開催されました。

主宰の大橋さんは前日に名古屋から東京入りしていて、
一時半ごろ栃木駅に到着とのこと。
迎えに行くと、「レモン牛乳」を飲んでいるではありませんか!
さっそく栃木名物を堪能していただいたようで(笑)

会場はハウディーズ・カフェという、
古い蔵を改造した、雰囲気のあるカフェ&雑貨屋さん。

平日の昼間ということもあり、参加者は計3名の
こぢんまりした会ではありましたが、内容は充実してました。

まずは大橋さんより、これまでのカタリベカフェの活動や
メディアに取り上げられた記事などを紹介していただき、
前日から訪れていた東京での出来事と絡めて、たくさんの本が語られました。

以下、今回紹介された本のラインナップです。。。。

  『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』内沼晋太郎
  『企画脳』秋元康
  『発想をお仕事にする人の発想術』
  『FULクラインダイサムアーキテクツ』
  『ベストオブ谷根千』

このほか、千駄木の往来堂書店で購入したという
題名のわからない、袋入りの文庫本が2冊。
これは文庫本葉書といって、『本の未来を~ 』の著者、
内沼さんのプロジェクトの一つ。 
http://www.bookpickorchestra.com/works/bunkobonhagaki.php

袋には本文の一節が書かれていて、読者はそれを手がかりに本を買うのです。
また、反対面には郵便番号やあて名を書くようになっていて、
冊子小包としてそのまま210円で郵送することもできます。
どんな本が入っているか、それは開けてのお楽しみ。。。
贈り物にしてもおもしろいですよね。

わたしはこんな本たちを紹介しました。

  *『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万理
  *『場所はいつも旅先だった』松浦弥太郎
  *『魔法の庭』イタロ・カルヴィーノ
  『くろうまブランキー』堀内誠一(画)
  『インディアン居留地で見たこと』宮松宏至 
  『蒲公英草紙』恩田陸

ちなみに、*印の本は大橋さんに、
あとの3冊をもう一人の参加者に
クロッシング本としてお持ち帰りいただきましたので、
いつかどなたかの手に渡るかもしれません。。。

3人で2時間たっぷり語りました。
これからの活動のヒントになるお話がたくさん聞けたので、
今後はわたしから栃木で本読みの輪を広げていきたいです。
大橋さん、ありがとうございました!

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2009年5月10日 (日)

とちぎで本のイベントをやります!

5/19 (火) 14:00~16:00

場所:Howday’s cafe(栃木市)

*****************************

カタリベ・カフェをご存知ですか?

ひとりずつ、自分の好きな本について語る。
そこから話題が広がっていけば楽しいね。

という集まりです。

語り合った後は、持ち寄った本を交換し合う、
“ブッククロッシング”も同時にやってしまおう!
と、企んでいます。

平日の昼間なので、なかなか、、、とは思いますが、
会場となっているお店も、おいしくて体に優しいメニューと
ユーズドの家具やファイヤーキングのコレクションなどを
取りそろえた雑貨屋さんが併設されているおもしろいお店です。

ぜひごいっしょに、楽しみましょう。

詳細および参加表明はこちら。

http://fly8.jp/20090519kataribe/

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2009年5月 8日 (金)

『場所はいつも旅先だった』

おしゃれな古書店、カウブックスの松浦さん。

http://www.cowbooks.jp/top2.html

最近は『暮らしの手帖』の編集長という肩書きのほうが
メジャーになっちゃったかな。

わたしは目黒の店が好きで、ときどき出かける。
真ん中におおきなテーブルがあって、読みながらコーヒーも飲める。
店内に小さなポストがあって手紙も出せるし、
ブッククロッシングゾーンにもなっている。
古本屋として理想だと思う。

先日も目黒区美術館を観たあと、川沿いをてくてくあるいていった。
桜並木はすっかり新緑で、雨が降っていたけれどとても清々しかった。
近所に面白そうな店が並んでいるのを見るのも楽しい。

さて、肝心の、本の感想。

これは松浦さんの自伝的エッセイだという。
旅日記風な、どこまでノン・フィクションだかわからない短編集。
よくいえば素朴な、あまり洗練された感じのしない文章。
これが松浦さんなのか。

じつをいうと、松浦さんの著作を読むのは初めて。
雑誌の記事などはいくつか読んだことがあるけど、
ちょっとイメージが違うぞ。なんでだ。
やっぱりいくらか、フィクションなのかな。

若いころの放浪を書いたものとしては
ふさわしい文体かもしれない。
友人宅や安ホテルを泊まり歩き、
ときには初めて会った人の家にも滞在し、
素敵な女性と出会ったり、怖い目にあったり。
良くも悪くも、日本にいて普通に大学へ行ったり
就職したりしたのでは、
絶対に体験できなかったであろう日々。

観光ではない「旅」に憧れる人にお勧めの本。
何といっても、朝ごはんがおいしそうなのだ。

それにしても、一番ひどい目に会ったのが、
海外でなく東京だったとは、ショックだった。
だけどもしかするとこの事件がなかったら
松浦さんは本の世界に入ってなかったかもしれないので、
結果的にあれは運命だったというべきか。

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2009年5月 1日 (金)

あなたは死刑といえますか

裁判員制度が始まるから、というわけではありませんが、こんな本を読んでます。。。

『死刑基準』  加茂隆康  幻冬舎

著者は現役の弁護士だそうです。

死刑廃止論者だった弁護士が、担当した案件の相手方から逆恨みされ、

身重の妻を強姦され、胎児ともども惨殺される。

しかし逮捕された男は、強姦は認めるが殺人は頑として認めない。

事件をきっかけに、弁護士は死刑存置を強く望むようになる。

裁判の展開やいかに。

話としては興味深いけれど、小説として若干こなれていないというか、

供述調書のような克明な殺人現場の描写があったかと思うと

現実味のない外国のパーティー会場が出てきたり、

検事を目指している司法修習生の恋人が

国際的なオーケストラのコンサートマスターだったり、

妻を殺された弁護士が癌で余命いくばくもないということが分かったり。

物語の本筋から見れば飾りに過ぎない部分に懲りすぎてる。

法廷小説ならそれらしく、もっと引き締まった構成のほうが

リアリティが増したのではないか。

よく考えられた話だけに、ちょっと惜しい気がする。

とはいえ、まだ最後まで読んでいない。。。

ここまで広げた風呂敷をどんなふうに収束させるのか、じっくり読ませてもらおう。

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