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2008年11月

2008年11月 9日 (日)

図書館の本を盗まないで!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000005-yom-soci

図書館の本が年間28万冊も無くなっているそうです。

借りたまま返さない、というよりも
手続きせずに持ち出しちゃう人が多いみたいです。
なかには中身だけ切り取って持っていかれることもあるとか。

ひどい話です。
たくさんあるから一冊ぐらい、
なんて思ってるとしたら大間違いです。
そういう損害が積もり積もって
閉館なんてことにもなりかねないんですから。

ただでさえ日本の公立図書館は予算が少なくて、
いい蔵書を揃えるどころか、
存続自体が厳しいところだっていっぱいあるのに。

みなさん、地元の図書館をもっと活用しましょう!

書店員がこんなこと言っちゃいけないかもしれませんが、
一時的な必要に駆られて買う実用書などは、
図書館で借りれば間に合うことも多いと思うんです。

冠婚葬祭のスピーチの本とか、
学生さんのレポート用課題図書とか。
あるいは、読んだ本に引用されてた別の本を
読んでみたいとか。
そういう時には、本屋へ行くよりまず図書館。
って、私などは思ってしまいます。

趣味の本もそうですよ。たとえばガーデニング。
バラの用土の割合は、、、なんてことを
本屋で立ち読みしながらメモしたら怒られますけど、
図書館ならゆっくり座って
堂々とノートに書き写しても
文句言われる筋合いはないですからね。
しかもタダで。

こんな便利なところ、なくなっちゃってもいいんですか!?

でも、最初から盗むのが目的で来てるとしたらなぁ。。。

なにか、いい対策はないんでしょうか。

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2008年11月 6日 (木)

ペルセポリス

こんなDVDを観ました。

イラン生まれの女の子の半生を描いた長編アニメ。
(なのになぜかフランス語)
1969年生まれの著者自身の自伝的コミックが原作で、
シンプルな絵にフランス語がマッチしたお洒落な作品。
主人公と母親の声を、実の親子である
キアラ・マストロヤンニと、カトリーヌ・ドヌーヴが
演じているというのも目玉のひとつ。

*********** ものがたり ******************
ブルースリーと、ケチャップつきフライドポテトが大好きな
マルジャンは、イランに住むごく普通の女の子。

そこに巻き起こる革命と、進歩的な親族たちの思想は、
否応なしにマルジの人格に影響を与えるけれど、
アメリカナイズされたカルチャーもまた、
抑圧された生活には刺激的で魅力的な自由の象徴だった。

革命政権下のティーンネイジャーだって、
ビージーズもアバも、マイケルジャクソンも聴いていたのだ。

やがて泥沼のイラン・イラク戦争がはじまり、
心配した母の勧めでオーストリアに留学。

厳格な寮に嫌気がさして飛び出したり、
失恋のショックで自暴自棄になったり、
あげく体を壊しかけての帰国。

長い戦争が終わったとはいえ、祖国に明るい未来は見えず、
留学中の空白がマルジを孤立させた。
孤独から逃げるように若くして結婚。
けれど心は自由を求め、くらしは行き詰まる。

悩むマルジに、離婚なんて何でもないと笑い飛ばすおばあちゃん。
背中を押されてマルジは離婚を決意。ふたたびフランスへ。
「今度はかえってきちゃだめよ。
今のイランはあなたのいる所じゃない」
というママの言葉に送り出されて・・・


********* 感想 ****************
マルジの少女時代があまりにも面白いです。
例えるならそう、ちびまるこちゃんに似てるかな。

マルジがお父さんやおじさんからイランの本当の歴史を教わったり、
空想の中で神様と会話したりするなかで、
子供のころにニュースで見ていたイラン・イラク戦争って、
そういうことだったのかと、目から鱗が落ちました。

マルジにとって英雄だった伯父さんが
獄中で作ったパンの白鳥をマルジに託す場面が
とても、かなしいけど美しい。

日本は「国家神道」で思想統一を図ったけれど、
イランはもともと女性差別の激しいイスラム教があり、
宗派間の対立もあって、さらに事情が複雑なんですね。

ちょっと成長したマルジが
街頭で売人から麻薬を買うみたいに
アイアンメイデンのカセットを買ったあとで、
シスターたちに詰め寄られて嘘八百言い逃れるところとか、
笑えるけど皮肉な感じ。

突然「ゴジラ」が出てきます。

マルジと一緒に映画を見たおばあちゃんが
「日本人ときたら、切腹と怪獣ばかり」という場面があるのです。
ストーリーには関係ないと思っていたら、
革命のことを調べるうちに、さらにその昔
クーデターで皇位についたモハンマド・レザーが
『西アジアの日本たれ』といって
石油に依存した近代化を進めたことがわかりました。
あのゴジラは、それに対する作者の皮肉なのかもしれません。

時代は最悪でも、マルジは家族に恵まれています。
なんといってもマルジのおばあちゃんが、
とってもチャーミングなのです。

生きていくためになにが大切か、ちゃんと知っていて、
外ではスカーフをかぶるけど、ユーモアと自由な心は失わない。
そして、マルジが卑怯なことをしたらちゃんと叱る。
理想的な大人です。

毎朝ジャスミンの花を摘んでは服の中に忍ばせ、
いい匂いをさせている。。。
そんな素敵なおばあちゃんになりたいものです。

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2008年11月 2日 (日)

キャリオカにいます。

キャリオカにいます。
コーヒーのお供は最新号のMOE。
だいすきなイラストレーター、杉浦さやかさんの大特集です!

そして今日の目的はもうひとつ、
ブッククロッシング用の本をリリースしに来たのです。

『裁判長!ここは懲役4年でどうすか 』(文春文庫)
by 北尾 トロ
BCID: 73-6683644

『精霊の守り人 』(新潮文庫 う 18-2)
by 上橋 菜穂子 
BCID: 875-6683643

この2冊の旅が、はじまろうとしています。
場所は、栃木駅北口徒歩3分。郵便局近くの交差点
角2階にある喫茶店「キャリオカ」です。

誰か本好きの目にとまって、読まれて、
またどこかへ連れて行ってもらえるといいな。

町中を図書館にする運動に興味のある方は、

www.bookcrossing.jp

たずねてみてください。

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