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2008年10月

2008年10月16日 (木)

あれから、もう十年 !? 冷静と情熱・・・

本日、『右岸』と『左岸』という2冊の小説が、同時に発売されました。
『右岸』を書いたのが辻仁成さん、『左岸』は江國香織さんの作品です。

このお二人の名前を見て、思い出した方もいるかもしれませんね、
『冷静と情熱のあいだ』という2冊の本のことを。
赤と青、デザインは同じで色違いの表紙がそのまま、文庫本にもなっています。

学生時代に恋人同士だった二人。
別れてしまったけれど、お互いに、心のどこかで相手のことを思い続け、
運命の不思議な糸は、ふたりの小さな約束を果たすためにふただび引き寄せあう。。。

というお話を、江國さんが女性側から、辻さんが男性側から紡いで、
とても切なくて素敵な恋愛小説がうまれたのでした。
竹野内豊さん主演で映画化もされ、美しいイタリアの映像とともに話題をよびました。

わたしもはらはら、ドキドキ、そわそわしながら、
2冊の本を1日1章ずつ、交互に読み進めたものです。

そしてまた、江國さんと辻さんが、再び一つの物語を織り上げました。

公式には今日が発売日ですが、うちの店にはきのう入荷して、
午後入りの私が出勤すると、もう平台に並べてありました。
それにしても、月日のたつのは早いものです。
『冷静と情熱のあいだ』から10年!というポップを見て、愕然としました。
そうか、10年。。。私も歳をとってしまったわ。

食い入るように2冊を見つめる私に気づき、
苦笑いして店長が「それが、、、1冊ずつなんだよ」

オー、なんてこった集英社。
いくら栃木の片田舎とはいえ、駅至近のチェーン店舗ですぞ。
しかもわたしは辻さんの新刊が出るたびに、
必ず買って実績を作っているというのに。
うーん。
店頭に1冊しかないものを、公式発売日前に店員が取り置きするのは
さすがにためらわれます。
「明日の夜まで売れてなかったら、買ってもいいよ」
という店長の言葉をありがたく受けて、
(どうかまだ売れていませんように・・・)と、
書店員にあるまじきことを祈りつつ、本日出勤。
2冊とも、まだ無事≪笑≫です。
休憩のたびに新刊平台を確認して、ついに閉店時間を迎えました。

『右岸』と『左岸』はめでたく、私のもとへ。

本文2段組みで500ページ越えの、ずっしりした本です。
それもそのはず、連載期間は5年にもわたったというのですから。
作者のお二人にとっても、さぞかし思い入れの深い作品となったことでしょう。

さあ、じっくり読ませていただきますよ。
感想は、追々。

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