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2007年4月14日 (土)

磐音が出た。

つい先日、佐伯泰英『居眠り磐音』の新作が発売されました。

時代物の文庫ではダントツに売れる佐伯作品のなかでも、一、二を争う人気シリーズです。前回は前宣伝も大々的で、二巻同時発売が基本だし、店長もまだ先だろうといっていたのですが、正直、寝耳に水な発売でした。

おそらく、「早く次が読みたい!」という読者の熱烈な要請が、版元に殺到していたのでしょう。。。このシリーズの愛読者は、ご年配の方が多いのですが、本好きのお年寄りを甘く見てはいけません。なにしろ時間は有り余るほどあって、文庫本なんて一日二日であっという間に読んじゃうんですから。うちの母はちかごろ記憶力のほうがおぼつかなくなってきたので、だいたい3回は読み直すと言ってます。

そして読み終えると本屋へ来て「次はいつ出るの、まだ出ないの、出たらすぐ教えてよ」と入れ替わり立ち代り、、、すごいパワーです。そんな「おとりおきさん」が、このシリーズだけでも5,6人はいらっしゃいますね。

そのうちのおひとり、70代と思われる女性のお客様は、どちらかというと世話物系がお好きなのですが、うちに入荷するそのジャンルはほとんど欠かさずお買い上げです。以前、社員が「いつもたくさん買ってらっしゃいますけど、読み終えたら買い取りに持っていくんですか」と聞いたことがあるそうです。すると「なに言ってるの、売ったりなんかしない。全部並べてある」との答えだったそうで。。。おそらくご自宅には古本屋が開けるくらいの蔵書があるはずです。恐るべし。

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