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2007年4月10日 (火)

春の「蔵美」

きょうは仕事が朝シフト(9:30~14:00)だったので、帰ってから母を誘って【蔵の街美術館】通称「くらび」に行ってきました。

現在開催中の「布が伝える和のこころ」展は、着物コレクター三瓶清子さんのコレクションから、女性や子供の晴れ着を中心に、なかなか見ごたえのある展示でした。

男の子の晴れ着には鯉の滝登りの図柄が多いことや、古い時代のものは、女の子の晴れ着でも黒など渋い色合いのものが多いことがわかります。また、長寿の人や元気な子供がたくさんいる家から少しずつ端布をもらい歩き、ひと針ひと針にわが子の成長を願って縫われたという「百徳」も、それは見事な手仕事の産物でした。

珍しいと思ったのは被衣(かつぎ)という着物。五条大橋の牛若丸を思い浮かべていただければ、、、あんなかんじで、頭からかぶるものですが、はじめはふつうの長着をかぶっていたのが、やがて専用に薄く軽く、襟ぐりの位置もぐっと下げて作られるようになったのですね。

わたしの印象に残っているのは沖縄の着物。「アーランチェ」と呼ばれるその生地は、「竜舌蘭」の繊維で織られているのではないかといわれているそうです。軽くて涼しそうですが、1枚で着るとシースルーな感じで、あでやかに舞うモノトーンの蝶が色っぽいかも知れません(笑)

他にも型染めの祝い風呂敷や、コレクションのサンプルのようなパッチワークの古袱紗など、興味深く見せてもらいました。

紡、染、織、繍、文様など、着物はじつに多彩な複合文化だということを、あらためて感じました。

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