« 棚卸。 | トップページ | おたまじゃくし文庫 »

2007年3月 5日 (月)

蔵の街のおひなさま

先日、歯医者へ行きました。

奥歯の詰め物が取れてしまったのです。脱離、というのですか。さいわい、そのままくっつけてくれました。型を取り直したりすると、高くつきますからねー。歯医者さん怖い。

さて、治療が終わり、車に戻ろうとしたとき、歯医者さんの隣の古めかしい建物に目が留まりました。

そこには「おたまじゃくし文庫」という木製の、素朴な看板というかプレートが架かっていてつねづね気になってはいたのですが、その日気がついたのは、そこに小さなピンクのちょうちんが下がっていたからなんです。

ピンクのちょうちんは、きょうまで市内でおこなわれていたおひなさまイベントに参加しているという目印で、商店やら喫茶店などで、その家に古くからつたわるおひなさまや手作りのおひなさまなどを展示・公開し、広く観光客や街の人たちに見てもらおうという企画です。

これは絶好のチャンスとばかり、見せてもらうことにしました。ちょうど入り口のところにいたした白髪のご婦人がここの主らしく、案内してくれました。

メインのおひなさまは、ご婦人の娘さんのものとかで、古いものではないとおっしゃってました。そのとなりにあった小さなお膳のセットは、木地にきちんとした塗りの施されたもので、毬や犬張子の文様が描かれています。なんと、ご本人のお喰い初めのときに使用されたものだそうです。

ちなみに娘さんは現在さんじゅう6歳だそうですから、まぁ、おのずと、母親たるご婦人の年齢もおおよその見当はつくわけですが、それくらいの年齢できちんとしたお喰い初めの儀式を執り行ない、なおかつそのお道具が今に至るまできちんと保管されていたということで、生まれ育ちのよさが伺えます。

さてそのほかに、折り紙で作られた小さなおひなさまが、うやうやしく小箱の上に飾られていました。このおひなさまたちは組み立て式になっていて、きちんと分解すると、小箱の中に入れ子状にしまえるようになっているのです。地元の折り紙作家の作品で、日頃からこの一角にさまざまな作品を展示しているとのこと。

室内を見回すと、たくさんの本棚に大量の本。「あのー、こちらは本屋さんなんですか?」とうとう、ずっと聞きたかったことをたずねた。このつづき、おたまじゃくし文庫については、また次回。

|

« 棚卸。 | トップページ | おたまじゃくし文庫 »

コメント

また3月頃になると、同じようなひなまつりイベントがあるのかしら???
行って、眺めてみたいなぁ〜

投稿: ゆごろう | 2010年2月 3日 (水) 07時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204760/14070616

この記事へのトラックバック一覧です: 蔵の街のおひなさま:

» 3月の挨拶文【3月の季節の挨拶文例集】 [季節の挨拶文 2月@2月の季節の挨拶文例集]
突然のTB失礼します。 手紙の挨拶文に関するブログを新しくオープンいたしました。 もしよろしければ遊びに来ていただけると幸いです。 それでは、失礼いたしました。 [続きを読む]

受信: 2007年5月24日 (木) 00時21分

« 棚卸。 | トップページ | おたまじゃくし文庫 »