ひろしま一箱古本市 

7日に歩いた袋町の一箱古本市で、目立っていたかわいいお店さんたちをご紹介します。

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・マドレーヌひよこ堂さん

籐製のトランクがいいかんじ。店主さんの乙女ファッションと相俟って、すてきな雰囲気をかもし出してました。

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・蟲文庫さん

こちらは、『女子の古本屋』や『古本蟲がゆく』などにも取り上げられるほど、本好きのあいだでは有名な倉敷の古本屋さん。
おさげ髪が知的な店主の田中美穂さんは苔観察人としても知られていて、あの雑誌「クウネル」に載ったほどです。くらしき苔マップというのをいただきました。
箱の中に友部正人さんの著書があり、わたしが「この方の別の本を持ってます」と言ったら「その中に、わたしのこともちょっと書いてあります」とおっしゃるのです。
帰って早速確認・・・ほんとだぁ!でもこの本1999年発行。もう10年も前から古本屋さんなんですね。お若いのに、すごい。

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・マツボックリ姉妹社さん

「甘茶手帖」という、呉のミニコミ誌をおふたりで作っていらっしゃるそうで、7号をいただいてきました。A5フルカラー8ページ。サイズも手ごろで読みやすい♪
7号ではふたり一緒に、あるいはそれぞれでクリエイティブな生き方をしているご夫婦を3組紹介しています。
とてもていねいに取材しているなぁという印象。わが読み書き堂paperも見習わなくては!

*ほかにも、印刷、裁断、製本まですべて手作りの「サトチナブックス」さんなど、個性的なお店がいっぱいで、ほんと楽しかった~。

意図したわけではないのですが、ここに取り上げたのは女性店主ばかりでしたね。
男性店主さんの箱でも買い物したので、獲物はあとでまとめてご紹介します。

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報告 広島 本の日々 

無事、帰ってまいりました。そりゃもう楽しかったのなんの。

着いた日に、平和大通りのイルミネーション点灯の瞬間を見てしまうし、
ふらりと立ち寄った古本屋で、パルコ前の古本市を教えてもらっちゃうし。
その古本市で、自分が生まれたころの「暮らしの手帖」を買いました。

晩ごはん食べに行ったお店がすこぶる居心地良くて、
気が付けば2時間くらい滞在してました。

翌日はまず、平和祈念館と戦没者慰霊を見てから一箱古本市へ出かけました。
広島は初めてだったので、やはり、行っておくべきだと思いまして。

一箱古本市では、いろんな店主さんとお話ができてうれしかったなぁ。
皆さんとってもいい笑顔で、これにはわたしもいつか参加したいです!

北尾トロさんの登場にはちょっとしたハプニングもありつつ(うふふ)、
あまり雑誌などでは聞けない、取材の顛末などを面白おかしく語ってくださいました。

ここではお客さん同士でも会話が弾んで、楽しいひと時。。。
そして、このあと予定していたこの日のカタリベ・カフェがとある事情でキャンセルとなり、
おかげでわたしは、湊かなえさんのトークも聴くことができたのです。

財津さん、スタッフの皆さん、改めて、この場でお礼を言わせてください。
ほんとうに、貴重な体験を、ありがとうございました!

イルミネーションやかわいい店構えの箱など、あとで写真も載せますね。
とりあえず今夜のところはこれにて。。。

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広島へ、本といっしょに旅に出る。

あす、広島へ向け出発します。

「お好み本ひろしま2009」というイベントに参加するためです。

http://blog.livedoor.jp/okonomibonh/

北尾トロさんのトークショーと、カタリベカフェをメインに、
一箱古本市などをぶらぶらと見て回りたいです。
ブッククロッシング用の本はもう、かばんに詰めました。

とはいえヒロシマですから、
もちろん平和祈念公園にも行こうと思ってます。

お好み焼きも食べたいし。

本当は日曜の、松浦弥太郎さんのトークも聴きたかったのですが、
所用のため土曜の夜行バスで帰ってきます。

往路は新幹線です。車内で読む本はもう決めてあります。
でも、新幹線の車内誌もけっこう面白いんですよね。

ひさびさの一人旅。
遠足の前夜、なかなか寝付けない子供みたいに、興奮してます。

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ブルータスの「美しい日本語」

ブルータス(11/1号)読みました。

特集がズバリ表紙の「美しい言葉」。白地に墨痕鮮やかな毛筆で、奇をてらわない正統派な草書体です。
これは店頭でもひじょうに目を引きました。
いい字だな(偉そうですね、すみません。ただ、自分が見て好ましい字、という意味です)、だれが書いたんだろう。
 「揮毫:石飛博光」
なるほど、サッポロビールのラベルやNHKなどで大活躍されているかたなのですね。

話は逸れますが、短大時代、書道の先生に、文字を「かたち」として捉えることを教えられました。
お手本は、文字そのものではなく「余白」もしっかり見なさい。「黒」と「白」の「さかいめ」が肝心なのだ、と。
半紙に定規で線を引くことから始まった、小筆しか使わない「臨書」に、それまでの「お習字」への認識が一変し、なかなか貴重な経験だったと思っています。

ところで、ブルータスはいつもわりとシンプルでストレートな表紙ですが、今回は究極と言ってもいいでしょう。
タイトルロゴが黒でなく、グリーンというのも、墨との重複を避け、赤では激しすぎ、青だと重くなりそうなところをさわやかにまとめた感じです。

特集の内容は、、、
私にはその存在意義がまだよくわからない「twitter」発のつぶやきから、涙なしには読めない辞世・哀悼の言葉集。ことばとしての歌詞。文豪の手紙。自由律俳句などなど。
古今東西、多彩な言葉の収集標本といった印象。
「使いたい美しい言葉集」というとじこみ付録に、読んだことのあるフレーズを見つけてうれしくなったり。
「どうかこの泥棒めに、盗まれてやって下さい」とか(わかる人には、わかりますね!)

なかでもわたしが面白いと思った、永原康史氏による日本語デザイン歴史論を紹介しましょう。(引用ではありません)

日本語デザインの歴史は世界でも独特です。
もともと文字をもたなかった日本語は、大陸の影響により、公式文書で採用された漢文と話し言葉の倭文の二刀流時代を経て、漢字とひらがなとが混在する表記へと発展してきました。
一文字独立の漢字と、続け書きが基本のひらがな。これを同時に成立させるために開発されたのが、ひらがな2文字や3文字をひとつの活字に連刻する「連綿体活字」です。

連綿体活字文化の頂点として挙げられているのが、桃山~江戸初期の富裕層の間で流行したという「謡」(うたい。カラオケみたいなものか)の歌詞本というのがまた面白い。しかも、今に伝わる豪華版の「嵯峨本」を作ったのは、「琳派の祖」と言われる本阿弥光悦ですって。

しかしこの後、木活字による漢字仮名交じり出版は一時期途絶えてしまいます。
なぜって江戸時代にぐんと上がった識字率。(たぶん寺子屋のおかげだと思いますが、)これによって印刷物の読者層は爆発的に広がり、出版が庶民向けの商売として成立するようになると、売れたものは当然、もっと刷ろうってことになりますね。
一度組んだ活字をばらして使いまわしてると、あれもう一度刷ってよって時に困るから、一枚の版木に完成した文章を彫る「整版」が主流になっていったのだそうです。

この整版化には、娯楽性が強まる中での幕府による風俗管理という面も、大きく関与していたらしいです。
へええ、ほおお。
そういえば版元と幕府のいたちごっこは、歌麿に関心を持った時にいろいろ読んだなぁ。
検閲して、版木ごとにお墨付きを与えるわけですね。活字組版だと、あとで改変できちゃう。

この後、明治に入るとひらがなが楷書化されて、現在のような、かなも一字分ずつの混合組版が出来上がったそうですが、永原氏は、千年にわたって日本語表現の基本であった連綿ひらがなの、活字文化への再登場の可能性も示唆しています。

こういうことを考えつくのも、歴史をちゃんと学ぶからこそであって、だから歴史は面白いなぁと思います。

興味深かった記事がもうひとつ。
橋本治氏の美文論です。

いまは簡単でわかりやすい文章が奨励されるけれど、そもそも美しい文章というものは、言葉を荘厳することにはじまるのであって、装飾は悪ではない。みんなが同じようなうすっぺらな文章を書くほうが気持ち悪い。というのが橋本さんの主張です。
「大使館での舞踏会をご近所のホームパーティーにしてしまったら、ドレスを着て行く場所がなくなる」という比喩が、橋本さんらしく、言い得て妙。
はじめから平明な文章を目指すのではなく、一度美文をマスターすることによって文章のコントロール能力が身につく、というわけです。

この記事には「橋本治と選ぶ美文家20人」というおまけがついていて、二葉亭四迷が「I love you」を「死んでもいいわ」と訳したエピソードなども。。。

うわぁ。また、読みたい本がどどんと増えてしまいました。

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続橋先生

思いがけないところで短大の恩師に再会した。
といっても相手は故人であり、ネット上でお名前を発見したにすぎないのだが。
「文学散歩」というキーワードでうろついていて見つけた下記の記事である。

*************************************
http://www.mars.dti.ne.jp/~ginka/sanpo/SanpoYORI01.html

宮沢賢治の本郷の散歩ガイドを書くにあたって、持っている資料を引っ張り出してみていたら、以下のような一文が載っていた。

 「農学校時代教論時代の創作とみられる『茨海小学校』のなかに、〈幼年画報にゐたたけしといふ人〉とある。『幼年画報』(1906~1936、博文館)に〈画家のたけしさん〉が〈狐小学校のスケッチ〉をかいていたかどうか、未調査である。だが、このたけしさんは、絵雑誌「コドモノクニ」(1922.1~1944.3)にかかわりの深い武井武雄のことをふまえているとおもわれる。……」(「賢治童話と先行文学」続橋達雄、『国文学 解釈と鑑賞』昭和59年11月号より)

 宮沢賢治と武井武雄の間にそんな接点があったなんて……。しかし、大正児童文学研究に明るい続橋先生がそうおっしゃっているのである。
また、1923(大正12)年1月に弟・清六を訪ねた賢治がトランクに詰めた童話の原稿を婦人画報と『コドモノクニ』を発行している東京社へ持参するように言った、と『校本全集』に記されていることも、賢治が武井武雄の絵に心魅かれて注目していたということの裏付けになるのではないかと、続橋氏は指摘していた。
 続橋氏はこの記事を書いた後もこの件を調べておられたようだが、平成8年11月号の『国文学 解釈と鑑賞』の記事「茨海小学校」では、幼年画報に狐小学校のようなスケッチがあったかどうか「今のわたしには不明」で、狐の名前に〈武田〉〈武村〉と「武」の字が使われているため〈たけしさん〉は『注文の多い料理店』の装幀挿画をした菊地武雄あるいは武井武雄を連想させる、というだけにとどまっている。

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この、続橋氏というのが、わが恩師。
いつもニコニコ優しげな笑顔の、いかにも児童文学者らしい人物だった。

宮沢賢治の研究が専門で、わたしが履修していた講義でも、先生みずからそのおっとりした口調で、ときにユーモラスに、じつに表情豊かに「読み聞かせ」をしてくださるので、学生たちはまるで絵本を読んでもらっている子供のように、いつの間にかすやすやと眠ってしまうのだ。それはほんとうに心地よい時間で、わたしは先生の講義が大好きだった。

先生が顧問を務める文芸部の学生(わたしもその一人)が、部誌の編集にかこつけて研究室までおしかけても、面倒がらずに寄稿までしてくださった。
そのときいただいた原稿は、花巻の賢治記念館を訪れた折のことを書かれたもので、印刷屋さんから戻ってきたあと、記念にとわたしがいただき、いまでも大事にとってある。

このサイトは「銀貨社」という児童文学の版元が運営しているらしい。
≪大正児童文学研究に明るい続橋先生≫などという看板は、学生当時は気にも留めなかった。田舎の大学の先生が、その道ではひとかどの人物だったのだと、いまさら気付く。
「おはなし」の間に挟まれていたはずの逸話や考察は、はずかしながらまったく覚えていない。
なにかその片鱗でも残っていないかと、当時のテキストを引っ張り出してみたが、
書き込まれているのは日付と傍線、そして、誤植を見つけて得意げに入れた赤字くらいのものだった。

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許さん!

またしてもやられました。
万引きです。

情けないことに、わたしがひとりで2階のカウンターにいる時で、
大量の受信FAXを内容別に仕分けしていて、うつむきがちだった隙を狙われたのです。

う~~~くやしい。

階段に設置してある万引き防止センサーが鳴ってすぐ犯人は駆け出し、
わたしは大声を出して1階に知らせましたが、
1階ではちょうど店長が休憩に入ったところで、しかもトイレ中でセンサーの音が聞こえなかったそうです。
大学生のバイト君がひとりでレジにいましたが、見送る格好になってしまいました。

いや、センサーが鳴ってからでは遅いのです。
最大の防犯対策は、常に売り場に目を向けていることであって、
犯行を許したのが自分の油断だと思うと、もう悔しいやら情けないやら。

もちろんすぐに店長が警察を呼びました。
到着までの間、防犯ビデオを確認してみると、、、

犯人は男子高校生2人組。
派手めの私服で、おそらく空っぽのスクールバッグとショルダーバッグをそれぞれ持参。
盗んだのはジャンプコミックスのワンピースを約10冊と、その他にも漫画の単行本を何冊か。

不思議なのは、よりたくさんのコミックを入れたバッグを持っていたほうの子が
階段を降りるときには、センサーが反応しなかったんです。
亜鉛か何かの金属板でセンサーを遮るという手もあるらしいのですが、
今回それが使われたかどうかはわかりません。

もう一人はその後しばらく店内をうろつき、頃合いを見計らって、
マンガ1冊を手に持って、階段を降りようとしたところでセンサーが鳴ったのです。
もし店員に追いつかれたら、手に持った一冊を、投げつけるなりおとなしく返すなりして
カムフラージュしようという作戦だったのかもしれません。

警察が来て、被害届を出しました。
防犯カメラのビデオテープを証拠として提出。
白黒で、画像はあまり良くないのですが、知っている人が見ればわかるくらいには顔も映っています。
店長は、これを引き延ばしてプリントアウトし、市内の学校に配って犯人を特定してほしいと訴えてました。

うちは犯人探しが目的ではないので、もし判明しても、
どこの学校の誰だとかいう個人情報はいりません、と。
盗んだ商品を返してくれれば、うちの店はそれでいい。
あとは警察と学校と親で話し合って、生活指導に活かしてください。
というのが店長の主張。

いままでも、何度もこうして万引き犯が映ったビデオを提出しているが、
そこから先に展開したためしがない。
生徒たちに、悪いことしたらばれるんだぞってことを分からせないと、万引きは減らない。
大人ももっと頭を使いましょう。云々。
警察相手に熱く語ってました。

ともあれ、小売店の皆さん。万引きは忘れてなくてもやってきます。
おたがいくれぐれも気をつけましょう。

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とちぎキャンペーン

9/19に、『出没!アド街ック天国 』で、シルバーウィークの穴場として栃木を紹介したそうです。
東京から日帰りできますし、けっこう写真うつりいいんですよね、栃木って。

http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/090919/index.html

昨日、街なかを車で走ったら、なにがあったんだというくらい人が多くてびっくりしました。
テレビの威力ってすごいです。

今夜うちの店に、近所の蕎麦屋の旦那さんが雑誌を買いに来て、
「いや~、まいった、へとへとだ。本屋さんも忙しかった?」と言われましたが、
ええと、それほどでもなかったです(苦笑)。。。

だけどシルバーウィークも明日で終わりだし、
今年は山車の出る秋祭りがないので(2年に一度・11月)つまらんと思っている方、もったいないです。
10月の連休には、歴史ある建物で映画を楽しめる「蔵の街かど映画祭」と「オクトーバーフェスト(ドイツビール祭り)」
をメインに、1,000円で貸衣装と着付け、プラス500円で写真撮影までしてくれる「蔵の街を着物で歩き隊」など、
様々なイベントが開催されます。地元有志はもちろん、県外から参加してくれるボランティアの方もいて、
けっこう盛り上がるので、みなさんどうぞ足を運んでください。

詳細はこちら→http://kura-movie.jp/events/

ちなみにわたしのひそかなおすすめは、蔵の街美術館で開催中(11/8まで)の「チェコの絵本と原画展」です。
招待券が何枚かありますので、ご希望の方はメールでご一報ください。

この機に乗じてブッククロッシング本をリリースしてみようかとも思っています。
イベント会場周辺の喫茶店、要チェック!

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すごい雑誌。

その名も「皇室・Our Imperial Family」という季刊誌。
写真がきれいな、扶桑社のムックというか、グラフ誌です。
皇室の動静が詳しく載っているのですが、それはさておき、
特集が独自で、興味深いのです。
今回は皇室の宝物特集☆
絵画や器、書、伝統工芸品。。。 これらのお宝を収蔵、展示しているのが三の丸尚蔵館。
これまでに開催された展覧会の、カタログ表紙写真総集編ページなんてのもあって、これがまたじつにうつくしい。そんじょそこいらの展覧会の図録より立派かもしれません。
ま、お値段も1680円と、立派ですからね。さもありなん。
モノの写真だけじゃなくて、これらの貴重なお宝を、どのように保存、管理、あるいは修繕、分析、研究しているかというところまで、丹念に取材しています。

たとえば古典籍を保存する書庫は、エアコンを使わないで、自然の風を読みながら、換気口の開閉を調節しているんだそうです。
なぜかというと、エアコンで温度を保つと、冬でも虫が死なないから。それに、停電などでエアコンが消えたら、温度や湿度が急に変わってしまうから。
急激な変化が一番いけないんですって。
掛け軸などの修復をする部署の一番若い職員さんは、今年で4年目。やっと、虫穴をふさぐ作業をまかせてもらえるようになったとか。

わたし、こういう世界けっこうすきですね。
いわゆる「匠」的な職人さんとは違うけど、専門の技術を先輩から受け継いで、地道に訓練を積んで、実践で腕と勘を磨いて、、、これぞプロフェッショナルという感じがします。

いやはや、すごいぞ宮内庁、見直した。
日本文化遺産の次代への架け橋だ!
そうえいば、高松塚古墳はどうなってるのかなぁ。

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お出かけは‘ついで’が楽しい! (その二)

銀座へ出てきたらいつか寄ろうと思いつつ、場所が分からず。。。
ホームページから手書きの地図をプリントアウトして、やっと辿りついたのは想像していたより広々とした路地。銀座の真ん中にぽっかり空いた空間に「ボールペン」と書かれた赤い万年筆型の看板がすっくと立っていた。

『ボールペンと鉛筆のこと』宇井野京子(木楽舎)には、著者の筆記具愛を織り込みながら、この店を立ち上げる経緯、オープンにこぎつけるまでと、開店後の悲喜こもごもが綴られている。
「好き」を仕事にする情熱と、それを保ち続ける難しさ、支えてくれる人々との出会いを通して、自分で店を持つって素敵だな、と思わせてくれた本だった。

この本について→ http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3218301/s

重い扉を押しあけて入ると、こぢんまりした、だれかの勉強部屋のような店内には、筆記具・文房具への愛情と創意工夫がぎっしり。

こんな小さな店なのに、宇井野さんのほかにレジスタッフがいたのは驚いたが、お店以外のさまざまな活動もあり、忙しいのだろう。宇井野さんが店にいたのは、ラッキーだったのかもしれない。

小さなツバメノート(ナイト・アンド・デイ・ディンプル)用の革製ケースだとか、ハラコ皮のペンケースだとか、いろんなプロダクトの限定カラー商品があり、文具好きでなくとも手が伸びそうなおしゃれなものも取りそろえている。

探していた太い鉛筆用の鉛筆削りを尋ねると、宇井野さんがすぐに、赤、紺、黄色の3点を出して見せてくれて、わたしは黄色を選んだ。
他に、五十音オリジナルの定規鉛筆と、レトロなコーリンのポエム鉛筆、三角鉛筆にきれいな配色の色糸を巻いてあるものを購入。

世界一小さなノートとそれにぴったりな革製ケースのセットはまた次回のお楽しみということにして、重い重い扉を開け、五十音を後にした。

五十音のページはこちら→ http://www.gojuon.com/

世界一小さなノートと専用ケースはこちら→ http://thinkingpower.jp/nadd.html

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お出かけは‘ついで’が楽しい!(その一)

「カフェ・ムルソー」

東京へ出るとなると、あれもこれもと欲張ってしまう田舎者の性で、
「ついで」をいっぱい計画してしまう。

先日、銀座へ出るのに北千住で乗り換えず浅草まで行き、最近読んだ雑誌で目に留めた「隅田川を眺めながらランチやケーキが楽しめるカフェ」を探して歩くことにした。
思いのほか早く見つかったそこは「カフェ・ムルソー」という、石の天板にアイアンの脚のテーブルや籐椅子など、コロニアルな雰囲気のお店。(店名からして、イメージは南仏だろう)  広くはないけれど、眺望はなかなかの開放感。

キッシュランチを頼むとまずレタスのサラダと、ドレッシングかと思うほど小さなカップで出てきたのはスープ。
キッシュはワンプレートに、トマト、ゆでキャベツとゆでブロッコリとゆで卵のマヨネーズ添え、そしてほうれん草のパンまで一緒に乗っかって。
このパンが、シフォンみたいにふんわりで、周りはクロワッサンのようにサクサク。キッシュはベーコンとアスパラがゴロゴロ入ってておなかいっぱい。
あとからコーヒーと、ひとくちクッキーが2個、コロンと小皿で置かれた。
リンゴ型のシュガーポットがかわいくて、スケッチしてみた。
ミルクピッチャーがスープカップよりも数倍大きくて笑えた。
ここはケーキが売りらしいので、今度はケーキ食べに来ようっと。

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